狩猟の現場で使える。おすすめヘッドライト

狩猟の現場で使える。おすすめヘッドライト

あっという間に今年も10月が終わろうとしており、冬が近づくとともに日が暮れるのもどんどん早くなってきています。猟期に入ると、さらに日の入りの早さを実感することになるでしょう。

街灯のない山道で日が落ちると、足元が見えないほど深い暗闇に包まれます。特に、慣れない山道の場合は、滑落・転倒・道迷いの危険性が増しますし、何より真っ暗な山は本能的に恐怖を感じます。そのため、山に入るときは必ず照明を携帯することをお勧めします。

照明の携帯をおすすめする理由

銃猟を実施できる時間は日の出から日没までと限られており、日の出や日の入り近くの時間で、辺りが暗い状態での活動も多くあります。また、わな猟においては、基本的には設置した罠の見回りを毎日するため、昼間に別の仕事がある人は特に、辺りが暗い時間帯での活動が多くなるでしょう。仮に明るいうちに活動する予定だったとしても、不意のトラブル等によって、予定が大幅に遅れる可能性も考えると、照明を持っておくに越したことはないでしょう。

では、照明なら何でも良いのかというと、ペンタイプやランタンなどの手が塞がるタイプの照明はおすすめしません。もちろん、これらのタイプを携帯しておくのは良いのですが、おすすめなのは手の塞がらない「ヘッドライト(ヘッドランプ)」です。

なぜなら、暗くなってきている中で獲物を運んだり、急な斜面を降りたり、足場がわるい場所を歩く際に、手が塞がることは致命的だからです。また、わな猟においては、暗い中で手元を照らしながら両手で作業するシチュエーションが多々あります。暗い場所で獲物を解体する場合を考えても、やはり必要となるのはヘッドライトです。

ヘッドライトを選ぶ基準

現在多くのヘッドライトが市販されていますが、機能や性能はまちまち。とにかく明るければよいというわけではなく、電池の持ちや、装着時の着け心地、防水性能など、狩猟というシチュエーションに合った性能をもつ商品を選びたいところです。

明るさ(ルーメン:lm)

まずチェックしたいのは明るさ。ヘッドランプの明るさはルーメン(lm)という単位が一般的です。ある面を通過する光の明るさを表す物理量を光束といいますが、光源から全ての方向に発される光束(全光束)の強さをルーメンで表します。大抵の照明は、パッケージや通販の商品詳細にルーメン値が表示されています。

最大○○lmといった表記がされているのですが、同じルーメン値でもメーカーごとにばらつきがあります。実際に使ってみると、ルーメン表記が低い商品のほうが明るかった、という場合もあるので、異なるメーカーの商品で比較する場合は参考までとしておくとよいでしょう。

ちなみに、自転車での夜間走行中に10メートル先の状況が確認できる明るさは、300ルーメン以上といわれます。山の中は街灯もなく、移動速度も自転車ほどは無いので、300ルーメンもあればかなり明るく感じるでしょう。最大300ルーメンで、明るさを切り替えられるものであれば、問題ありません。また、手元を照らすワイドビームと、より遠くまで届くスポットビームの両方が照射できるモデルがおすすめです。

なお最近では、内蔵されたセンサーによって適度な光量に自動で調節するモデルも出ており、明るさ調整のためにライト本体を触れなくても良いので、解体作業など手が汚れる作業の際などに役に立ちます。

照射時間(電池寿命)と電池タイプ

明るさの次に重要なチェックポイントは、照射時間(電池寿命)です。出力が高いと、当然電池の消耗は多くなり、照射時間は短くなります。照射時間(電池寿命)を表す指標は、商品詳細ページなどに「◯◯時間(h)」という形で記載されていますが、前述の明るさと同様、同じ公称値でも実際はメーカーごとにばらつきがあります。

そのため、照射時間(電池寿命)が長いものを選ぶに越したことはないのですが、どちらかというと電池の予備が使えることを重視されると良いでしょう。どこでも手に入りやすい単三または単四のアルカリ電池を使用するタイプが多いですが、スマホ用のモバイルバッテリーが使えるリチウムイオンバッテリータイプもあります。

着け心地

着け心地に関わるスペックのうち、特に注意したい数値は重量です。頭につけるものですので、数十グラムの違いだけでもやけに重く感じたりします。また、前後の重量バランスも重要です。バランスが悪いと、頭を動かしているうちにライト位置がずれてきます。だからといってベルトをきつくすると、圧迫感があって気になってしまします。

買ったときからヘッドバンドの締め付け具合が悪くずれやすいものもあるので、購入前にネット等で評判をできる限りチェックしておきましょう。amazon等では、商品の詳細でカスタマーレビューが見れますので便利です。

防水性

ヘッドライトは電子機器であるため、天候が悪い中での作業がありうるのであれば、防水性能があるかどうかはチェックしておきたいところ。バッテリーや乾電池は湿気が苦手で、濡れたまましばらく放置しておくと液漏れを起こしてしまいます。また、錆によって通電箇所の接触が悪くなる場合もあります。

そもそも、雨の日は出猟しないという選択肢もありますが、不測の天候の変化に備えたり、水辺での作業がある場合は、防水性能は高いに越したことはありません。

ヘッドラントの防水性能を表すのは、IPコードという防水性能の国際規格による指標です。商品詳細ページ等に「IPX〇」と記載されており、〇部分にあたる数字が大きいほど防水性能に優れているということを示します。なお、X部分にあたる数字は防塵性能を表し、大きいほど防塵性に優れているということを示します。

防水の等級は0~8の段階、防塵の等級は0~6があります(防水性能については、以下の表を参考にしてください)。

基準 防水性能の目安
IPX4

あらゆる方向からの散水に対する保護

IPX5

水の噴流に対する保護

IPX6 水の強い噴流に対する保護
IPX7 一時的な水没に対する保護(水深1メートルで30 分間)
IPX8 長時間の水没に対する保護(水深1メートルよりも深い位置で、製造者により定められた時間)

雨でも行動する前提であれば、「IP X7」クラス以上の防水性能をもったモデルがおすすめです。

狩猟におすすめのヘッドライト

上記の内容を鑑みて、イノホイがおすすめするヘッドライトは。。。。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)社製 ストーム 350ルーメン』です。まずは、Black Diamond社のかっこいいプロモーション動画からどうぞ。

ストーム 350ルーメンの基本スペックは以下のとおり。

全光束:350ルーメン(クワッドパワーLED)
照射距離:80m(高照度)
電池寿命:22時間(高照度)、160時間(低照度)
防塵・防水レベル:IP67
電池:単4アルカリ×4本
重量:110g(電池込)

明るさはバッチリで調光可能、防水性がIP67と高く、電池もどこでも手に入りやすい単四電池が使えるという点で、バランスの取れたモデルです。また、白色光以外のグリーンやレッド、ブルー光も使用出来ます。暗闇に目が慣れたなかで点灯する際などいきなり強い光を見ると眩しすぎるので、特にグリーン光は地味に活躍します。

調整しやすいダブルアジャスターのヘッドバンドに、ライトユニットの裏には緩衝材が付いているので、着け心地も問題ありません。お値段は通販で¥5,000弱と、無名メーカーのものと比べるとやや割高ですが、筆者は無名メーカーの安物で多く失敗しており、多少お値段は張るものの、信頼のおけるヘッドライトのほうが結果長持ちしてコスパが良いように思います。以下の動画で、ストームを詳しく解説しているので、参考にしてください。

最後に、忘れがちだが大切なことがあります。それは予備の電池を持っておくことと、事前の動作チェックです。いざ使おうとした時に点灯しない、ということがないようにしましょう。

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