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電気柵用柵線 ポリステンレス線 2.5mm タイガー
電気柵用柵線 ポリステンレス線 2.5mm タイガー
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商品説明
通電性の高い【メッキ銅線入】電気さく用 さく線
・線径2.5ミリの丈夫なさく線です
・メッキ銅線2本/ステンレス線4本 の計6本の金属線が編み込まれています
・2.5mm径
・線径2.5ミリの丈夫なさく線です
・メッキ銅線2本/ステンレス線4本 の計6本の金属線が編み込まれています
・2.5mm径
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狩猟シーズンまっただなかで、当店でも毎日のように捕獲のご報告をいただいております。その一方で、狩猟中の事故もニュース等で報道されており、捕獲者の皆様が安全に狩猟を行うにはどうするべきなのか思いをはせることが多くなる時期でもあります。 野生の獣の身体能力は人間が想像する以上に高く、捕獲するのは危険が伴う行為でもあります。捕獲者の皆様には今一度、安全面に関しての配慮をあらためてご確認いただけますと幸いです。 特に事故が多いのは、くくり罠の止め刺し時 毎年、狩猟による事故は全国的に発生しています。銃の暴発や滑落によって大怪我をするのは容易に想像できますが、中でも特に多いのは、くくり罠にかかった獲物を処理するときです。 くくり罠は獲物の足をワイヤーで括る(くくる)罠です。ワイヤーの括りが甘いと、足がすっぽ抜けます。 また、獣も生死がかかっているので、自らの足をちぎってでも逃げようとすることがあります。 例えば、仕掛けたくくり罠にイノシシがかかっていたが、止め刺しが難しそうだったので銃を使える猟師仲間を呼びに行き、戻ってきたら足だけ残してイノシシが逃げてしまっていた、なんていうこともあります。 また、人間の力では到底切れそうにないワイヤーも、条件によっては切れます。くくり罠にかかった獲物の止め刺しをしようとしたら、ワイヤーが切れて逆襲にあったという事例もあります。 くくり罠でとらえた獲物を熟練の猟師が素手で組み伏せて生け捕りにすることもありますが、それは多くの経験や知識があるからこそできる名人芸であり、簡単に挑戦しようとしないことです。 とにかく、獣をなめてはいけない クマはもちろん、イノシシやシカも暴れられると相当な力があります。各所で公開されている情報を見てみると、以下のような事例が報告されています。噛みつきや引っかき、イノシシなら牙によるしゃくり上げや、シカなら角によって怪我を負わされるリスクがあります。 クマによる事故事例 イノシシ狩中に子熊を連れた母熊に急襲された。身を守るためにライフルで反撃したところ母熊が倒れ込んでうずくまったため、確認のために近づいたところ、死に際の逆襲に遭い、顔を損傷した。 山林に仕掛けた狩猟用のわなを確認に行ったところ、クマがかかっており、そのクマに腕をかまれ、右腕を骨折した。 シカやイノシシの狩猟をしていたところ、親子とみられるクマ2頭と遭遇し子熊を射殺、搬出準備をしていたところ、親グマに襲われ、顔面を負傷。 イノシシによる事故事例 わなにかかったイノシシの止め刺しを行うため、近づいたところ、イノシシの前足が脱落し、体当たりされて左大腿部を負傷した。 イノシシ猟のわなを見回る途中、わなにかかっていたイノシシにかまれ、約100メートル引きずられた。水路に落ちたところを救出されたが、まもなく死亡が確認された。 くくり罠にかかった猪に近づいたら暴れて抜け出され、指を噛みちぎられた。 わなにかかっていたイノシシに襲われ、尻から腰のあたりをかまれた。襲われた直後は受け答えができたが、その後意識不明の重体に。 シカによる事故事例 半矢になったシカの角で手の甲を刺された。 畑の防護ネットに絡まったシカを一人で駆除しようとしたところ角が腹部に刺さってけがをした。 特にイノシシによる反撃事例は多く発生しており、予想もしないような身体能力を発揮する場合があります。筆者も「なんか遠まきにイノシシがいるな」と思っていたら、瞬きしている間に間近まで接近された経験があります。 全国的に、狩猟による事故件数は年間50件程度で推移しており、死亡事故も発生しています。事故にあわないために、もう一度基本に立ちかえって、野生動物をなめてはいけないという意識のもと日々の狩猟活動を行うようにしましょう。 道具のチェックは超重要 銃猟の場合の道具チェックは当然として、わな猟の場合の道具チェックも非常に重要です。使用する部材に破損や損傷があった場合は、ためらわず交換するようにしましょう。「販売のために、そう言っているんだろう?」と受け取られることもあるかもしれませんが、決してそうではなく、安全のため、また捕獲の効率を上げるためにそのようにお勧めしております。 特に注意したいのが、ワイヤーの劣化です。使用によってワイヤーがよじれたりキンク(折れ曲がり)したりすると、金属疲労によって切れるリスクが出てきます。一見、簡単には切れないように見えますが、切れるときは切れます。 ワイヤーは細かい素線によって編み込まれており、素線が少しでも切れると他の素線にかかる負担が増え、どんどん切れやすくなります。「傷んでいるけど、もうちょっと使えるかな?」と思っても、そこは消耗品と割り切って、新しいものに交換するようにしましょう。 特に、一度獲物がかかったワイヤーは殆どの場合素線が断裂していますので、再使用しないようにします。 箱罠の場合は、溶接個所が外れていないか、扉の動作に影響するような変形は生じていないか、扉の持上げを防止するストッパーに問題が無いかを事前に確認するようにします。 くくり罠を設置する場所は、捕獲後のことも考慮して選ぼう くくり罠をしかけるにあたって、一番重要なのは設置する場所の選定です。もし獣がかかったら、どのように対処するのか、立地状況を確認しながらイメージするようにします。 支柱とする場所からワイヤーの長さを考慮し、獣がどれだけ動けるのかを考え、どのように接近してどう立ち会うのか、また銃による対処が必要になった場合はバックストップの確保はできるのか、跳弾のおそれはないか、そもそも銃による対処が許可されている場所なのかをチェックしておきます。 可能であれば捕獲した獣には複数で対処し、必要に応じて増援も頼めるような段取りをしておくと良いでしょう。 イノシシ相手に鼻くくりは大活躍 くくり罠で捕獲した場合に活躍するのが「鼻くくり」です。足一本の動きが制限されているだけでは、ワイヤーの長さの分だけ獣は動き回ることができます。 特にイノシシの場合、突進や噛みつきによる事故が多く、頭部の動きをどう制限するかが重要になってきます。そこで活躍するのが、鼻くくりです。 足をくくっていることに加え、反対方向から鼻もワイヤーでくくることによって、動きをかなり制限させることができ、止め刺しの安全さが各段に向上します。 なお当店の鼻くくりは足くくりとも兼用できるようになっており、アタッチメント一つで切り替えることが可能ですので、気になる方はこちらのページからチェックしてみてください。...

近年、多くの地域でイノシシの被害が多数報告されています。田畑を荒らすだけでなく、人に直接危害を加えるケースもあり、特に地方在住の方にとっては深刻な問題となっています。今回はイノシシの生態から起こりうる被害、電気柵や箱罠を使用した対策方法について紹介します。近隣で農作物の被害が見られる方は早めに対策を行いましょう。 目次 1イノシシの生態・行動 2なぜイノシシ被害が出るのか 3イノシシ対策の3つの方法 11.周辺環境を整備する 22.業者に依頼する 33.罠を使用する 4イノシシ対策に有効な罠・グッズ 1電気柵 2くくり罠 3ライト 4箱罠 5防獣フェンス 6防獣ネット 5イノシシ対策における罠・グッズ使用時の注意点 1設置場所の環境を整える 2対策したい害獣にあったグッズを使用する 6まとめ|害獣対策についてお気軽にご相談ください! イノシシの生態・行動 イノシシは古くから食肉用として狩猟の対象となってきた動物です。しかし近年、民家の近くで見かけることが多くなり、畑を荒らしたり生ごみを漁ったりすることで大きな問題になっています。イノシシ対策を行うには、その特性を理解したうえでの環境整備が欠かせません。 分類 哺乳動物網、偶蹄目、イノシシ科、イノシシ属 生態 ・群れを形成することがある ・本来は昼行性だが、人を避けて夜に行動することもある ・神経質で警戒心が強い ・寿命は1〜2才が平均。長いものは10年程度 ・発情期が12〜1月。4〜6月に出産 食事 ・雑食性 ・農作物以外にも昆虫やネズミなども食べる ・人間が出す生ごみも餌となる 身体能力 ・1m程度の高い柵を跳び越えられる ・時速45kmで走れる ・鼻の押し上げる力が強く60kg程度のものは動かせる 生息地域 ニホンイノシシは本州や四国・九州等 なぜイノシシ被害が出るのか...

イノシシ対策では電気柵がよく使用されますが、「本当に効果はあるのだろうか?」「設置しているのに効果を実感できない」といった悩みや不満がある人もいるのではないでしょうか。 そこで、この記事では、電気柵の基本的な仕組みや効果を最大化させるためのポイントを詳しく解説します。適切な設置方法や設置するときの注意点を理解し、イノシシやシカといった害獣による被害を軽減しましょう。 目次 1電気柵の効果を最大化するために知っておくべきポイント 1電気柵は物理柵ではなく心理柵 2電気柵の回路は動物を通じて成立する 3電気柵の効果は設置方法に依存する 2効果的に電気柵を設置するポイント 1イノシシの鼻先の高さにワイヤーを張る 2コンクリートやアスファルトなどの舗装路には設置しない 3碍子は動物が来る方向に向けて設置する 4できるだけ平坦な場所に設置する 5上下のワイヤーを繋ぐ接続線は50〜100mごとに設置する 6アース棒は湿った場所に深く打ち込む 7電気柵のそばの雑草や藪を除去する 8支柱の間隔は3〜5mごとに設置する 9水路や窪地に設置するときは隙間を作らない 10設置する範囲に応じた電源装置を使用する 11電気柵は24時間通電する 3おすすめの電気柵3選 4電気柵を設置するうえでの注意点 1不適切な自作の電気柵は絶対に使用しない 2電気柵に注意看板を設置する 5正しい設置方法を理解して効果的な害獣対策をしよう 電気柵の効果を最大化するために知っておくべきポイント ここでは、電気柵の効果を最大化するために知っておくべきポイントや電気柵以外の防護柵の役割について解説します。害獣による被害を軽減するために、まずは電気柵の基本的な構造や仕組みを理解しましょう。 電気柵は物理柵ではなく心理柵 電気柵の効果を最大化させるためには、電気柵が心理柵であることを理解する必要があります。 害獣対策や家畜を管理するために使用される柵には、電気柵以外にもワイヤーメッシュ柵や金網柵など、さまざまな種類があります。 ワイヤーメッシュ柵や金網柵などは、柵の高さで動物の出入りを制御する物理柵です。一方、電気柵は野生動物が柵を回避する心理を利用した心理柵なので、イノシシやシカに「柵に触れると危ない」という恐怖心を抱かせることが重要です。 この心理戦に失敗すると十分な効果が得られないことを覚えておきましょう。なお、電気柵は物理柵と併用するとさらに効果を高められます。 電気柵の回路は動物を通じて成立する 電気柵の仕組みを理解することも、電気柵の効果を最大化させるためのポイントの一つです。特に電気柵の回路は動物を通じて成立することを理解しましょう。 動物が電気柵に触れると、プラスの電気が本機からワイヤー、動物の体、地面、アースの順番で流れたあと、プラスの電気が本機に戻ることで電気柵の回路は完成します。 このように、動物がワイヤーに触れないと電気柵の回路は成立しません。電気柵が自発的に電気ショックを発生させているわけではないことを理解したうえで、しっかりと動物が電気柵に触れるような工夫を施すことが重要といえるでしょう。 電気柵の効果は設置方法に依存する 上述したように、電気回路が成立しないと害獣に電気ショックを与えることはできないため、電気柵の効果は設置方法に依存するといえるでしょう。 例えば、ワイヤーに十分な電圧が流れていないと、動物に十分な電気ショックを与えられず、電気柵に対する恐怖心を植え付けられません。また、ワイヤーの高さが不適切な場合、動物がワイヤーを飛び越えたり潜ったりしてしまい、侵入を阻止できません。 ほかにも、ワイヤーが雑草や草木に触れたり断線したりすると、漏電してしまい十分な効果を得られない可能性が高まります。 適切な電源装置の選定やワイヤーの設置、アースの確実な設置なども重要です。電気柵の正しい設置方法は、次の見出しで詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。...

狩猟を行う際は、万が一に備えてきちんと装備品を準備する必要があります。スムーズに狩猟を行うだけではなく、身を守るためにも大切なことですので、しっかり備えておきましょう。 今回は装備品を持ち歩くのに欠かせない「狩猟に使うリュックの選び方」を紹介します。リュックの中に入れておきたい装備品も解説しているので、狩猟の予定がある方はぜひ参考にしてください。 目次 1狩猟用のリュックの選び方 1音がガサガサしないもの 2装備品が入るサイズ 3銃の邪魔にならないタイプ 4撥水加工がされている 5長時間使用しても快適 6肩紐の厚み 2狩猟にはザックを使う方も多い! 1モールシステムも役立つので覚えておこう 3狩猟用リュックに入れておくもの 1狩猟道具 2解体道具 3護身系アイテム 4食べ物系 5衛生用品など 4許可証や登録証は必ず持ち歩こう 5狩猟の種類や身体に合ったリュックを選んでスムーズに狩りをしよう 狩猟用のリュックの選び方 狩猟に準備したいリュックの選び方について紹介します。サイズや狩猟の行為に干渉しないタイプのリュックを選ぶことが大切です。それぞれのチェックポイントを確認してみましょう。 音がガサガサしないもの リュックを背負う際にガサガサと音が鳴ってしまうものは、獲物に存在を知られる可能性があるので避けるのが無難です。ナイロン系の素材は汚れをさっと拭き取れるメリットがある一方で、音が鳴ってしまうのがデメリットです。 可能であれば、布製に近い素材のリュックで音鳴りが少ないタイプの商品を選びましょう。同じ狩猟者でも使用しているリュックはさまざまで、登山用を起用したり、作業用品店のリュックを使用したりと人によって異なります。気になる方は安価な商品から試し、自分に合ったリュックを見つけてみてはいかがでしょうか。 装備品が入るサイズ リュックの中に入れるものは、狩猟に必要な装備品や解体した獲物などです。行きは装備品だけが入っているため、リュックの中身は少なめでしょう。リュックの中身が軽いと素材によっては音鳴りがする場合があるので注意が必要です。 また、あまり小さすぎるサイズ感のリュックでは、容量が足りずに困る場合があるのでその点も注意しましょう。必要なサイズ感をしっかりと見極めた上で商品を選びましょう。 銃の邪魔にならないタイプ 大は小を兼ねるとよく言いますが、大きすぎるリュックも考えものです。リュックそのものの形が銃装備に干渉してしまう場合があるため、スムーズに猟を行うためにもリュックは銃装備をしている状況を想定して選びましょう。 ベルトの部分もリュックが干渉して作業がしにくい場合がありますので、腰回りの形もきちんと調べてから購入することをおすすめします。 撥水加工がされている 狩猟中は雨風にさらされることが多々あります。リュックの中身が濡れてしまわぬように、撥水加工がされている商品を選びましょう。撥水機能に不安がある方は、市販の防水スプレーを使っても構いません。 撥水加工は水だけではなく、獲物の血や体液からリュックを守るためにも必要な加工です。これからリュックを購入される方は、撥水加工にも注目して商品を選びましょう。 長時間使用しても快適 狩猟する際は自然の中に長時間滞在するわけですから、リュックが足枷になってはいけません。長時間使用しても快適さを保てるリュックが理想ですので、しっかりと使用感を確かめてから購入しましょう。 背面部分はリュックで蒸れやすくなっているので、気になる方は通気性を重視して商品を選んでもいいかもしれません。背中でリュックが動くのが気になる場合は、身体に密着するタイプのリュックを選びましょう。 肩紐の厚み リュックの中でも、肩紐部分の吟味は重要です。紐が細すぎれば重たい荷物を背負うと肩が疲れますし、肩紐が厚すぎて身体にフィットしないと持ち運びが不便です。人によって体型や使い勝手の良さは異なるので、気になる商品は複数ピックアップしておくと良いです。 店頭でリュックを選ぶ際は、いくつか実際に背負ってから自分の身体に合った商品を見つけてください。...

イノシシやシカなどの野生生物が畑に侵入し、畑を荒らしたり農作物を食べたりする鳥獣被害は、農家の方や家庭菜園を楽しむ方にとって大変深刻な問題です。こうした被害を未然に防ぐのに有効な対策の一つとして、電気柵の設置があります。 しかし、電気柵の購入を検討されている方の中には、「どんな電気柵を選べばいいの?」、「電気柵って危なくないの?」、「設置が難しいのでは?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は電気柵メーカー様にいただいたアドバイスをもとに、電気柵のしくみや商品選びのポイント、設置の際に気を付けることなどをまとめましたので、ぜひ参考にされてみてください。 電気柵のしくみと得られる効果 まずはそもそも電気柵がどのようなしくみになっているのか、設置によってどういった効果が得られるのかをお伝えします。 電気柵を正しく設置して電源を入れると、本体から柵線にはプラスの電気が、地面にはマイナスの電気が流れます。普段はプラスとマイナスがつながっていない状態ですが、プラスの電気が流れている柵線に野生生物の体が触れることで、電気の通り道ができます。電気が柵線から野生生物の体を通り抜けて地面に流れるというしくみです。 ただし、イノシシやシカの体毛は電気を通しにくいため、鼻や口など体毛のない部分が柵線に触れるように設置しなければ、十分なショックを与えることはできません。また、イノシシやシカは鼻でいろいろなものを探る習性があります。特にイノシシにいたっては、嗅覚がイヌに匹敵するともいわれているほど敏感です。このように敏感な鼻に電気ショックを与えることによって、イノシシやシカは電気柵を「危険なもの」と判断し、近寄らなくなります。こうした野生生物の習性と学習心理を利用しているのが電気柵なのです。 電気柵は命をおびやかすような危険なものではない! 正しく設置された電気柵であれば、人間や野生生物が触れたとしても命を落とすことはありません。なぜなら電気柵はもともと安全を考慮した設計になっているからです。電気柵には常に電気が流れているわけではなく、一定の間隔(約1秒)で流れるようになっています。 もしも電気が流れ続けている柵線を人間が握ってしまった場合、電気ショックにより筋肉が硬直し、手を離せなくなってしまいます。しかし、電気柵は間隔を開けて通電する設計になっているため、瞬間的に手を離すことができます。電気が流れるしくみを理解し、市販されている電気柵を正しく設置すれば、安全に使用することができるのです。 電気柵を購入する前にやるべきこと 設置場所の外周距離を調べる 電気柵の部品の中には、設置したい場所の外周によって、必要量が変わるものがあります。まずは設置する場所の外周距離を調べましょう。 対象動物に必要な柵線の段数を調べる 設置場所への侵入を防止したい動物が何かによって、設置すべき柵線の段数や段の間隔も異なります。また、段数が分かると設置に必要な柵線の長さが分かります。電気柵の本体には「有効距離」というものが設定されており、この柵線の長さが本体を選ぶ際の一つの基準になります。 設置に必要な部品の数量を計算する <必要部品の計算方法> 柵線の長さ=外周(m)×設置段数 ポールの本数=外周(m)÷設置間隔(3〜4m) 碍子(がいし)の個数=ポールの本数×柵線の段数 ゲートクリップの個数=設置する出入口の数×柵線の段数 アポロの商品の中には、本体と必要部品があらかじめセットになっているものもあります。初めて購入するので不安だという方は、そうしたセットを購入するのもよいでしょう。 電気柵を選ぶときのポイント 商品選びのポイントをうかがったところ、2つのポイントを教えてくださいました。 1. 国産メーカーを選ぶ 輸入品は価格が安いというメリットがある一方で、不良品が多かったり、故障したときに修理対応してもらえなかったりというデメリットもあるといいます。万が一故障したときや、設置がうまくいかないときなどのアフターフォローのことも考え、国産メーカーの電気柵を選びましょう。 2. 本体で選ぶ 本体以外の部品は、代替品や本体とは異なるメーカーのものでも代用できる場合があります。自分が納得できる「機能」と「価格」の本体を選ぶとよいでしょう。また、設置場所に使用する柵線の総距離が、本体に設定されている有効距離の範囲内であるかを確認しましょう。 >>当店おすすめの電気柵の一覧はこちら 電気柵を設置する際に気を付けること 道路の端から50cm以上離して設置 電気柵のしくみの項目でもお伝えしたとおり、本体から柵線にはプラスの電気が、地面にはマイナスの電気が流れています。プラスとマイナスの電気をつなげて野生生物の体に電気ショックを与えるには、足が地面にのっている状態で鼻を柵線に触れさせる必要があります。その一歩を踏み出させるために必要な間隔が50cm以上です。 柵線にかかる雑草を刈り取る 柵線に雑草がかかると、漏電の原因にもなります。設置時はもちろん、定期的に草刈りをおこないましょう。また、草刈りの際には柵線を切ってしまわないよう十分注意してください。 危険表示板を必ず取り付ける 危険表示板の取付・表示は法令で義務付けられています。通電中であることを知らせる表示は事故防止にもつながりますので、必ず取り付けましょう。 今回は電気柵メーカーさんにご協力いただき、電気柵のしくみや商品選びのポイント、設置の際に気を付けることなどをお伝えしました。また、当店イチオシのアポロの電気柵はホームセンターなどの小売店でも販売されており、国産メーカーにも関わらず低価格を実現しています。また、修理対応が早く修理代も低価格のため、アフターフォローも安心です。商品選びに困っている方は、ぜひアポロの商品もチェックしてみてください。 >>アポロ電気柵の一覧はこちら 【関連記事】...