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刈払機elex 両手ハンドル 4.0Ahバッテリー BBH800U-401 アイデック
刈払機elex 両手ハンドル 4.0Ahバッテリー BBH800U-401 アイデック
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商品説明
・58Vバッテリーによりハイパワーな作業性を実現!
・エンジン騒音&排ガスゼロ!
・簡単操作で即始動!
・バッテリー式なので燃料は必要ありません!長期保管するときにも面倒なメンテナンス不要
・チップソー付属
・無段階式スピードコントロール
・セパレート式で持ち運びにも便利
型式:BBH800U-401(4.0Ahバッテリー付属)
ハンドル:両手ハンドル
全長×全幅×全高:1820×770×370mm
本体質量:5.9kg(バッテリー含む)
付属品:バッテリー・充電器・肩掛けバンド・飛散保護カバー・工具セット
・エンジン騒音&排ガスゼロ!
・簡単操作で即始動!
・バッテリー式なので燃料は必要ありません!長期保管するときにも面倒なメンテナンス不要
・チップソー付属
・無段階式スピードコントロール
・セパレート式で持ち運びにも便利
型式:BBH800U-401(4.0Ahバッテリー付属)
ハンドル:両手ハンドル
全長×全幅×全高:1820×770×370mm
本体質量:5.9kg(バッテリー含む)
付属品:バッテリー・充電器・肩掛けバンド・飛散保護カバー・工具セット

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鳥インフルエンザには「高病原性鳥インフルエンザ」と「低病原性鳥インフルエンザ」がありますが、このうち「高病原性鳥インフルエンザ」は感染力が強く、致死率の高い鳥類の感染症です。 一方で、「低病原性鳥インフルエンザ」は、症状が出ない場合もあれば、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり産卵率が下がったりする場合もありますが、低病原性であっても、家きんの間で感染を繰り返すうちに高病原性に変異する可能性があります。 いずれも国内での発生は、海外から飛来する渡り鳥がウイルスを持ち込むことによるものであると考えられています。これら鳥インフルエンザの発生を予防するには、農場内へのウイルス侵入を防止することが最も重要です。 鳥インフルエンザが発生してしまうと、対応に大きな労力やコストがかかり、また風評被害など直接的でない影響も出る恐れがあるため、日頃からも多くの家きん飼養農場や関連施設において予防対策が徹底されていますが、冬の渡り鳥が国内に滞在するシーズンは特に緊張感が高まります。 多くの農場の場合、各都道府県が行う指導等にしたがって対策を行っているものの、そのうえでさらに自衛的な手段を取れているケースはまだまだ多くありません。 受け身の姿勢ではなく積極的な自衛手段を取るには、基本となる知識が必要となります。そこで、今回は鳥インフルエンザウイルスの侵入が予想される経路を大きく3つに分け、予防のポイントと基本的な対策についてお伝えします。 1. 人・車両等による鳥インフルエンザの侵入を予防 鳥インフルエンザウイルスは人や車両、資材など、あらゆるものに付着して侵入する可能性があります。そのため、農場や家きん舎の出入口では消毒などの衛生対策が必須です。 特に家きん舎の入口は最終の防疫ポイントですので、細心の注意を払いましょう。 具体策 では、ここから農場のポイントごとの侵入予防対策について紹介します。 <農場出入口> 門や侵入防止柵、チェーン等を設備し、入出場時以外に意図せぬ外部からの出入りが発生しないように出来る限り閉じておきましょう。「部外者立入禁止」の看板も設置することをお勧めします。 また、農場出入口には車両消毒装置(ゲート式車両消毒装置・動力噴霧機など)を設置し、出入りする車両の消毒を出来る限り実施するようにします。消毒を終えた車両は指定の場所に駐車します。 徹底した飼育管理を行っている農場の中には、餌の運搬・家畜の出荷の際に、運送会社と専属契約して専用トラックを使用している事業者もいらっしゃいます。 安全・衛生管理を最重点にしている良い事例です。 ここで重要となるのは、消毒をしたからといって、すべてのウイルスが除去される訳ではないということです。 すべてのウイルスを除去するのは消毒ではなく滅菌といいますが、農場において滅菌処理を行うことは不可能であり、「消毒したから大丈夫」という考え方ではなく、消毒してもウイルスが侵入する可能性があることを意識しておく事が重要です。 そのため、外部から持ち込むものは徹底して消毒するようにします。農場へ持ち込まれる資材や器材、宅配便品(他養鶏場と接触の可能性のあるものは特に)なども表面を消毒するようにしましょう。 <家きん舎出入口> 外来者の出入りや私物の持ち込みは最小限にすることが基本となります。入口には踏込消毒槽を設置し、消毒液は毎日交換します。 舎内に入場する際は、専用の衣服・履物等に更衣します。舎外の汚れを持ち込まないよう、衛生的な区画と非衛生的な区画を確実に分けましょう。 例えば、すのこを設置して手前で履物を脱ぎ、すのこに乗ってから舎内専用の履物に履き替えるといったことも効果的です。 舎内で使用する器材や資材は、洗浄・消毒を行ってから持ち込みましょう。 家きん舎ごとの入口に踏込消毒槽と手指消毒用の手押式消毒器、または消毒薬噴霧器等を設置します。 入場の際は農場専用の衣服等に更衣します。更衣室では殺菌灯を点灯し、交換前後の衣服・履物を分けて保管したり、一方通行にしたりと、交換前の汚れが交換後の衣服等に伝播しない構造にしましょう。 また、更衣室にはできる限りシャワー室と洗濯室を設備します。入口・出口にはそれぞれ踏込消毒槽を設置し、消毒液は毎日交換します。 2. 野鳥・野生生物による鳥インフルエンザウイルスの侵入を予防 先述した通り、渡り鳥が国内へ鳥インフルエンザウイルスを持ち込み、そのウイルスが野鳥や動物を媒介して家きん舎に侵入する可能性があります。家きん舎周辺にはいろいろな生物が住んでおり、すべてを排除することは困難ですが、なるべく数を減らし、侵入させない対策をとりましょう。 具体策 ここから、家きん周辺に野鳥や野生動物が侵入するのを防ぐ対策を紹介します。 <家きん舎> スズメやカラスなどの野鳥対策として、2cm以下の網目の防鳥ネットや金網の設置は必須です。防鳥ネットは隙間ができないように上部から覆い、垂らすように張ることがポイント。ゆったりと張ることで、破れにくくもなります。また、破損を見つけた場合はすぐに補修しましょう。 ネズミ等が侵入しそうな小さな隙間もふさぎます。ネズミは個体によっては1.5cmの隙間でも侵入できるので、100%隙間を塞ぐというのは困難です。もしネズミを発見したら侵入経路を特定し、捕獲装置の設置や殺鼠剤の使用などにより駆除しましょう。また、小さな動物が農場に近づかないよう、対応エリアを広めにとっておくことも有効です。 家きん舎に出入りしたらすぐに扉を閉めましょう。強風にあおられたり、野生生物にこじ開けられたりしないように、扉の前に重しを置いておくこと良いでしょう。 <家きん舎周辺> 野生生物が侵入・滞在しづらい環境を作ることがポイントです。草刈りや木の伐採、電柱の撤去などを行い、できるだけ開けた空間を作りましょう。また、周囲に飼料がこぼれていたり、生ゴミが捨てられたりしていないか確認するなど、清潔を保ちます。 家きん舎周辺や農場敷地周縁、農場内の道路に定期的に消石灰を散布しましょう。消石灰は鳥インフルエンザウイルスの消毒効果だけでなく、野生生物の忌避や、足跡等が残ることにより侵入経路を特定しやすいなどの効果も得られます。...

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イノシシによる農作物や住宅地への被害は深刻な社会問題となっています。本記事では、イノシシの習性を知り、被害を最小限に抑えるための効果的な方法を総合的に解説します。 具体的な環境対策や侵入防止策、さらにグッズの選び方や駆除の際に守るべき法的ポイントなどをまとめました。イノシシ被害への不安を解消し、安全に暮らすためのヒントをぜひご覧ください。 目次 1なぜイノシシ避けが必要なのか?被害の現状 2イノシシの習性と危険性を理解する 3イノシシを寄せ付けないための環境対策 1食べ物の管理と雑草の除去 2光・音・ニオイを活用したイノシシ避けの工夫 4フェンス・ネット・電気柵による侵入防止 1設置場所や地形に合わせた最適な選択肢 5忌避剤や超音波撃退器などグッズの比較と選び方 6捕獲・駆除を検討する際のポイント? 1自治体への相談と法令の確認 7まとめ・総括 なぜイノシシ避けが必要なのか?被害の現状 農地や住宅地におけるイノシシ被害の実態を把握することは、対策の第一歩です。なぜイノシシ被害が深刻化しているのか、その背景を理解しましょう。 イノシシは食欲旺盛で、特に収穫期の農作物に甚大な被害をもたらすことがあります。広範囲に耕地を荒らしてしまうほか、住宅地へ出没するケースも増えてきました。山間部だけでなく、都市近郊でも目撃情報が多く報告されるようになり、住民にとって大きな不安要素となっています。 こうした被害が拡大している背景には、人間の生活圏の拡大が挙げられます。山林が宅地開発や農地拡張で減少し、生息域が狭まることで、イノシシが人間の暮らす場所へと出没しやすくなっているのです。 また、イノシシは適応力が高いため、食べ物が手に入りやすい場所を見つけると何度も同じ場所へ訪れる習性があります。餌を一度覚えると夜間でも積極的に行動するため、適切な対策を行わないと被害が連鎖的に拡大してしまいます。 イノシシの習性と危険性を理解する イノシシの行動パターンや生態を理解することで、被害を起こしやすい状況やリスクを事前に把握し、適切な対策をとることができます。 イノシシは夜行性でありながら、人里近くでも活動を続ける強靭な足腰を持つ動物です。嗅覚や聴覚が非常に発達しており、わずかな食べ物の臭いにも敏感に反応します。農作物や家庭ゴミなど、人間の生活圏にあるさまざまなものを餌として認識するので、被害は多岐にわたります。 また、イノシシは警戒心が強く、危険を察知するとすぐに逃げる反面、追い詰められると突発的に突進してくることがあります。特に子連れのメスは攻撃性が高まる可能性があり、予期せぬ事故につながることもあるため注意が必要です。 さらに、一度通った道を覚える学習能力も高いので、侵入箇所を特定して継続的な対策を行うことが求められます。イノシシがどういったポイントを狙いやすいのか理解しておくことが、被害軽減の大きな鍵となるでしょう。 イノシシを寄せ付けないための環境対策 イノシシが近寄りにくい環境を整えるには、餌になるものを排除し、できるだけイノシシにとって居心地の悪い状況を作ることが大切です。 イノシシを遠ざけるためには、まず彼らが食べ物を見つけにくい環境づくりが重要です。農作物だけではなく、家庭ゴミや堆肥置き場、畑周りの雑草などもイノシシにとっては餌や隠れ場所になり得ます。食料源となるものをこまめに取り除くことで、イノシシの訪問頻度を下げられます。 さらに、視覚や嗅覚、聴覚を刺激して警戒感を与える仕組みづくりも有効です。基本的には一つの方法に頼りすぎるのではなく、複数の対策を組み合わせて変化を与えることがポイントになります。 特に長期的に対策を続ける場合、人間側がルーチンワークのように防除を行なっても、イノシシは環境に慣れやすいです。定期的に環境を変化させ、同じやり方を繰り返さないことでイノシシに学習させにくくしましょう。 食べ物の管理と雑草の除去 イノシシはわずかな餌の匂いでも探し当てるため、食品廃棄物の管理は徹底しましょう。ゴミ袋は破れにくいものを使い、可能であれば密閉型のゴミ箱を導入すると効果的です。また、堆肥置き場や飼料置き場などもきちんと覆いをしておくことで、餌場となるリスクを下げられます。 農地周辺や住宅地近くの雑草や茂みは、イノシシにとって身を隠す格好の場所になります。見通しのよい環境を保つために、こまめな刈り込みや整地を行い、イノシシが居座りにくい状態を維持しましょう。 これらの対策は地道な作業が必要な一方で、イノシシの学習意欲を削ぐ上では欠かせません。日頃から小さな対策を積み重ねることで、大きな被害を未然に防ぐことができます。 光・音・ニオイを活用したイノシシ避けの工夫 動物は一定の刺激に慣れてしまう性質があるため、光や音、ニオイなどを定期的に変化させることが効果的です。たとえば、点滅するLEDライトやセンサーライトを導入する、新しい香りの忌避剤を定期的に使い分けるなどが挙げられます。 大きな音を出すラジオやバイオ音装置を夜間に活用するのも一つの手段ですが、周囲の住民への配慮も必要です。音が大きすぎるとかえってトラブルになりかねないため、環境に合わせた方法を選んでください。 複数の刺激をローテーションして使うことで、イノシシ側が対策パターンに慣れにくい状況を作ります。あくまで環境全体を管理する対策の一部として、うまく組み合わせることが鍵となります。 フェンス・ネット・電気柵による侵入防止 物理的にイノシシを遠ざける力が強いのがフェンスやネット、電気柵です。実際の環境や予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。 フェンスやネットなど、物理的な障壁を作ることはイノシシ被害の発生率を大幅に抑える代表的な対策です。適切に設置すれば、イノシシの侵入を大部分で阻むことができます。...

目次 1アナグマとは?生息地を理解するための基本情報 1基本的な生態と特徴 2なぜアナグマは広範囲に分布するのか 2日本におけるアナグマの生息状況 1北海道を除く全国に分布 2地域別に見る出没傾向(例) 3都市・農村部への出没が増加する背景 3アナグマの好む環境と巣穴の実態 1森林・農地・水辺が好まれる理由 2季節と繁殖行動による行動範囲の変化 3巣穴の構造と立地の特徴 4人間の生活圏との接触とそのリスク 1ゴミや餌資源が引き寄せる原因に 2農作物被害・法面崩落などの実害 3接触による衛生・安全上の注意点 5地域で進めるアナグマ対策と共存の考え方 1柵・忌避剤・掘削防止対策 2自治体・住民による情報共有と協力体制 3生息環境を守りつつ対立を避ける視点 6まとめ:生息地の理解がアナグマとの共存の鍵 アナグマとは?生息地を理解するための基本情報 基本的な生態と特徴 アナグマ(学名:Meles anakuma)は、イタチ科に属する中型哺乳類で、体長は40〜60cm、体重は8〜12kgほどのがっしりとした体格を持ちます。四肢には発達した爪があり、主に土中のミミズや昆虫などを掘り出して食べる雑食性の動物です。夜行性であり、昼間は地中に掘った巣穴で休息し、夕暮れから夜にかけて活動します。特に人間の生活圏に近い地域では、ゴミや果実をあさる行動が見られることもあります。 なぜアナグマは広範囲に分布するのか アナグマは北海道を除く日本全国(本州・四国・九州)に分布しています。温暖湿潤な気候と柔らかい土壌、豊富な食料があることで、低山や里山だけでなく、都市部周辺へも進出しています。森林伐採や都市開発による生息地の縮小も影響しており、人間の生活圏への接近が進んでいる現状です。 日本におけるアナグマの生息状況 北海道を除く全国に分布 アナグマは本州・四国・九州の広範囲に生息し、雑木林や果樹園、住宅地の緑地まで幅広い環境に適応しています。都市部の公園や神社、法面などでの出没も報告されており、近年は「人里の野生動物」としての側面が強まっています。 地域別に見る出没傾向(例) 東北:冬季は半冬眠。春〜秋に農作物被害が集中 関東:住宅地や郊外でゴミ漁りが増加 中部:果樹園での果実被害が顕著 近畿:法面や畑への穴掘り被害が多い 九州:家族単位で定着する傾向が強い 都市・農村部への出没が増加する背景 餌資源(ゴミ、果実、ペットフードなど)が人里に多く存在すること、開発によって森林の餌が減ったことなどが進出の要因です。温暖化により、冬季でも活動する個体が増えた点も影響しています。 アナグマの好む環境と巣穴の実態 森林・農地・水辺が好まれる理由...

昭和34年に設立され、60年以上の歴史がある「大阪府猟友会」。猟友会としては数少ない「内閣府認定」の公益社団法人です。今回は事務局長の田中茂雄さんに、公益社団法人となるまでの経緯や日ごろの活動についてお話を伺いました。 きっかけとなったのは伊丹空港のバードストライク防止の仕事 ーー内閣府認定の公益社団法人になられるまでにどういった経緯があったのですか? 田中さん:国が公益法人を平成25年から改めてスタートしたいと発表して(平成20年に新公益法人制度が施行)、5年の移行期間の間に猟友会だけでなくいろいろな団体が公益の認定をもらおうとがんばった。大阪府猟友会でも公益を狙おうということだったので申請して、まずは平成25年に大阪府から認定をもらいました。 関西国際空港が民営化して数年後のときに、「公益社団法人になられたんだったら、バードストライク(空港に離着陸する航空機と鳥の衝突)を防止する仕事をやってもらえませんか?」と依頼されたんですよ。 関西国際空港と伊丹空港は経営統合しているから伊丹空港もやることになったんだけれども、土地が大阪と兵庫にまたがっているから、半分は兵庫に行って手続きをしなければいけなかった。毎年申請しないといけないし、大阪では公益でも兵庫では関係ないから申請方法も違う。それで全国区の公益をとろうと申請して、平成26年に内閣府の認定をもらいました。他の地域は分からないけど、内閣府認定は少ないんじゃないかな。 これからの猟は「罠」。大阪ハンティングアカデミー以上のものを作る 田中さん:平成28年に「大阪ハンティングアカデミー」という学校を立ち上げたのですが、会費をもらってやるにも内閣府の認可を取らないとできなかったんですよ。いろいろな面で申請や許可が必要でした。申請もしっかりとした内容でないと認可をもらえない。そうやって学校を運営してきたのですが、5年後には募集かけても人が集まらないという状況になり、さらには新型コロナの影響もあったのでやめました。 一旦はやめたんだけれども、希望がぱらぱらと出てくるので、今年からまた新しく立ち上がる予定です。大阪ハンティングアカデミー以上のものを作ろうって。前回のように5万円という費用は出しにくいと思うので、2〜3万円で「大阪府猟友会狩猟者育成プロジェクト」という名称で実施していきます。 これからは「罠」なんですよ。今までは銃を重点的に教えてきましたが、希望する人が少ないので、「罠をどう教えていくか」を主としてやっていきます。今までは「罠みたいなものは猟やないわい」という感覚だったけれども、「これからの猟は罠や」という風に変えなければいけない。私たちのように銃猟をやってきた人間は、簡単には考え方を変えられないんですよ。それでも状況や世間に合わせて、そうした古い感覚を変えていかないと。 先日は兵庫県で罠を作っている会社から「学校で罠猟を教えるのであれば協力したい」という話ももらった。私たちもこうした協力してくれるところを求めていかないといけない。 今回初めて14人の役員の中にも罠猟の免許のみを持っている人材を1名入れたんですよ。銃猟免許を保持してない役員は異例ですが、罠を中心に教えることを初めてやっていこうと準備しています。教えるのは私たちのような経験者だけでなく、林野庁や大阪府庁の職員、大阪府警といった肩書きのある人もいる。これからはそこへ専門的な業者も加えてより一層内容の濃い育成計画をたてていきたいと考えています。 先ほどお話ししたプロジェクトは令和4年10月から令和5年3月にかけて平日に全6回、50名ほどの規模でおこなう予定です。他にも、10月18日には高槻国際射撃場で「わな猟の捕獲技術講習会」ということで教室で教える座学と、射撃場などの広い場所での実技を学ぶ講習会を実施予定です。例えばくくり罠であればどうやって作るのか、作ったものをどうかけるのか。実技でしっかり教えなければいけない。 ーー今までの受講者の年齢層はやはり高めでしたか? 田中さん:狩猟免許は20歳から取得できるので20〜70代と幅広く募集をかけていましたが、実際の応募者は40〜50代かそれ以上でしたね。20代はいなかったんじゃないかな。 男女ともに募集して、女性は50人中平均3〜4人でした。5年の間に解体の実技もおこないましたが、女性で「気持ちわるい」と言う人はいませんでした。「私やります」と言うのは女性でしたね。感心しましたよ。イノシシの皮をむくのも上手だし、早い。 被害が少ないからといって放っておくのは不公平。1、2件の被害にも協力する ーー解体のお話も出ましたが、ジビエ肉の活用にも力を入れていらっしゃいますか? 田中さん:そうですね。獲って捨てるようなもったいないことをしてはいけない。食べられるところは全部食べる。 ーー大阪でジビエ肉の加工施設は増えていますか? 田中さん:保健所が認めている施設がゼロなんですよ。大阪府と各市町村で協力してそういった施設を立てようと計画したこともあったんです。知事と柏原市でやろうとなって予算をとってくれましたが、市民が反対して頓挫しました。能勢でもやろうとしたけれども、最終的には地元住民が反対した。 でも分からないことはないんです。猟で止めさしした個体を持って行って加工する施設なのですが、どうしても「と殺場」という感覚が皆さんの中にある。だから大阪には保健所に認められた施設がない。自己責任であげたりもらったりはできるけれども、売り買いはできないし、業者とのつながりもできないんですよ。 ーージビエ肉は全国的に流通が課題だと言われていますが、地域住民の理解などスタートラインのハードルが高いのでしょうか。 田中さん:鳥獣被害の多い地域の住民は認めてくれるんですよ。大阪は和歌山や奈良と比較しても被害は10分の1ほど。被害が少なくてありがたい地域なんです。被害が少ないから認識も薄くて皆さんが反対する。府議会で議題としてあげてもらっても予算がとれない。被害が少ないから当然ではありますけどね。 全体では1件や2件かもしれないけれども、被害をうけている人がいるわけだから放っておくわけにはいかない。多いからやる、少ないから放っておくというのは不公平。私たちは少なくてもやる。他の地域と比べて被害が10分の1であっても、耳を傾けて協力していますよ。 ーー大阪ではどういった動物の被害が多いですか? 田中さん:能勢や豊能など、北の方にはシカがたくさんいます。イノシシは南の方にいるけれども数が少ない。シカはメスが約80%だから、子どもがたくさん生まれる。双子や三つ子が生まれるわけではなく一頭ずつしか生まれないけれども、メスが多いから他の動物と違ってものすごく増えるよね。 ーー被害が出て個体数を減らさないといけない場合は銃猟がメインですか? 田中さん:そうですね。今までは銃が中心でしたが、北部では罠も多いですよ。罠に入ったシカを銃で止めさしするのも一つのパターンです。銃猟をする人が少なくなってきたから電気でやっている人もいます。 ーー後継者不足などの課題があってもなかなか進めづらいのがもどかしいところですね。 田中さん:地域によって被害数の差はあるけれども、やるべきことは継続していく。他の地域に比べて被害が少ないからといって、学校を立ち上げなくていいとは思わない。大阪からいろいろなものを広げていきたい。これまでも奈良や和歌山など他県の講師教育にも協力してきたんですよ。それでもなかなか広がっていかないのが現実ですね。 編集後記 今回は、大阪府猟友会が公益社団法人となるまでの経緯や狩猟学校の立ち上げなど、さまざまなお話を伺うことができました。中でも罠猟を中心に教える学校の立ち上げのお話はたいへん興味深く、ハンターの高齢化や後継者不足などの課題解決に向け、業界の変化にも柔軟に対応されているのだなと感じました。 イノホイでは、猟友会の紹介や鳥獣被害対策の取り組みなど、取材を受けていただける方を随時募集しております。興味をお持ちの方はこちらのフォームからお問合せください! おすすめ商品 激安でも獲れます。くくり罠用踏み板イノシシホイホイ 完成品 年間数千個の出荷実績がある、大人気のくくり罠です。設置に必要なものが全てそろっており、届いてすぐに仕掛けることができます。 ファーレ旭式 箱罠ビッグサイズ【片扉】...