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4560171679444 マルチEネット黒200mセット 末松電子製作所
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商品説明
マルチEネット黒200mセット
■電気ネットとアース付シートが一体になった小動物からイノシシも防ぐ マルチEネットのセットです。
【セット内容】
●本 体:クイック2000/1台
電源:DC12V(ゲッターアルカリ電池12V内臓)
最大電線長:2,000m
●マルチEネット黒(幅60cm×長さ50m)/4巻
●FRPポール(14mm×90cm)/100本
●パッカー16/112個
●通電テープ(20m巻)/1個
●シート押え杭/600本




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目次 1そもそも鳥インフルエンザとは? 2本年度の国内における鳥インフルエンザ発生状況 3なぜこの季節に高病原性鳥インフルエンザの発生リスクが高まるのか? 4ネズミがウイルスを媒介している可能性も 5野生動物からのウイルスの農場内/鶏舎内への持ち込みを防ぐための環境整備を 今シーズンも、高病原性鳥インフルエンザの発生リスクが高くなる季節となってきました。 高病原性鳥インフルエンザの対応は迅速さが求められますが、そのためには日常的に情報収集を行うことが重要です。 当社にて、鳥インフルエンザについての情報収集動向を調査した結果、11月から3月にかけて鳥インフルエンザ対策についての情報をインターネットで調べる人は非常に多くなり、特に12月は養鶏農家様を中心に神経を尖らせている方が非常に多くなる傾向が見られました。 そこで、本記事では鳥インフルエンザ発生に対する注意喚起という意味合いも含め、直近の情報をシェアさせていただきたいと思います。 そもそも鳥インフルエンザとは? 鳥インフルエンザとは、A型インフルエンザウイルスによる鳥の感染症のことを差します。野生の水鳥のうち、特に游禽類(カモやガチョウなど)はこのA型インフルエンザウイルスを多く保有していますが、通常は無症状となります。 これらの野生の水鳥に由来して、鶏舎等で飼育される鶏などの家きんにもインフルエンザが感染しますが、感染を繰り返すうちにウイルスが変異して高い病原性を示すウイルスとなります。 これを高病原性鳥インフルエンザウイルスと呼びます。特徴として、家きんに対する伝染力が強く、急速に多くの家きんが死亡にいたるという点が挙げられます。 鳥インフルエンザにはいくつかの型がありますが、病原性が低いものもあります。また、野鳥の種類によって感染のしやすさや症状の重さに差が出るため、症状が全くでない鳥もいれば、死亡する鳥もいます。 「高病原性」や「低病原性」という表現は、家きんに対する病原性の強さを示します。野鳥や人に対する病原性ではないことを知っておくと良いでしょう。 本年度の国内における鳥インフルエンザ発生状況 農林水産省のホームページにて、本年度における鳥インフルエンザの発生状況が公開されています。 12/16時点では、家きんにおいて8県9例が確認されており、野鳥においては7事例が確認されています。 なぜこの季節に高病原性鳥インフルエンザの発生リスクが高まるのか? なぜこのシーズンに高病原性鳥インフルエンザの発生リスクが高くなるかというと、上記のようなウイルスを保有しやすい冬の渡り鳥が日本に滞在するためです。 環境省が発表している今シーズン(2021年)における高病原性鳥インフルエンザウイルス陽性の確認状況を見ると、陽性が確認された野鳥の種類はマガモ、オナガガモ、ナベヅルとなっています。 マガモやオナガガモは冬鳥として日本に渡ってくる数が特に多く、おもにロシア東部及び極東部から渡ってくるものが多いです。 マガモはカモ類では飛来時期が遅い方で、11 月に入ると全国的に飛来数はピークを迎え、3月までは各地で越冬したり移動したりする傾向がみられます。その後4月に入ると日本から離れていきます。 オナガガモは渡りの中継地として日本に飛来し、9月から12 月にかけておもに北海道と東北の日本海側の調査地で個体数が増加します。3月から青森を除く本州以南の調査地で減少しはじめ、4月には北海道以外の地域ではほとんど見られなくなります。 これらの渡り鳥が日本に多く滞在するタイミングが、もっとも鳥インフルエンザの発生リスクが高くなる時期ということになります。 ネズミがウイルスを媒介している可能性も 今月初め、熊本県南関町細永の養鶏場から毒性が強い高病原性ウイルス「H5型」が検出され、飼育している肉用鶏約6万7千羽の殺処分や、周辺での鶏や卵の移動・搬出を禁止する防疫措置がとられました。 農林水産省が現地調査の結果を発表しており、ウイルスの侵入経路は特定できなかったものの、ネズミが外部からウイルスを持ち込んだ可能性を指摘しています。 同省の疫学調査チームが養鶏場を調査したところ、鶏舎内でネズミのものとみられる糞や足跡が見つかり、排水口に小動物が侵入できる隙間があったとのことです。 過去に行われた実験では、イエネズミ(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ)に高病原性鳥インフルエンザウイルスを飲水投与したところ、全てのネズミの口腔からウイルスが検出され、特にクマネズミでは5日間にわたってウイルスが検出されたという結果があり、ネズミが高病原性鳥インフルエンザを媒介する可能性は非常に高いといえます。 ネズミ駆除の第一人者である守部 郁夫氏も、かねてからネズミが鳥インフルエンザを媒介している可能性を指摘しており、当社においても鶏舎におけるネズミ駆除の重要性を認識しているところです。 ◆守部 郁夫氏が開発したネズミ捕獲器 簡単組立&お手軽設置。シーソーキャッチ>> 野生動物からのウイルスの農場内/鶏舎内への持ち込みを防ぐための環境整備を...
目次 1イノシシとは? 2イノシシがもたらす被害 1イノシシによる農業被害 2イノシシによる人的被害 3イノシシ対策に使われるピンクテープとは? 1ピンクテープの使い方 2イノシシ対策にピンクテープは効果がない? 4ピンクテープ以外の効果的なイノシシ対策を紹介 1防護柵 2電気柵|恐怖心を学習させる 5ピンクテープではイノシシ対策効果は不十分!他の対策を施そう イノシシとは? イノシシは、臆病で注意深い動物で、里山や草むら、ヤブなどに生息しています。 雑食性であり、イモ・タケノコ・クリ・カキ・昆虫などさまざまなものを食べます。 通常は人間を避けて活動しますが、一度人間に慣れてしまうと大胆になり、住宅地まで出没するケースが見られます。 イノシシは運動能力が非常に高く、助走なしで1メートル、よじ登れば2メートルの高さを超えることができるため、通常の柵では侵入を防ぎきれないことがあります。 さらに、地面から20センチメートルのすき間があればそこをくぐり抜けようとします。 イノシシは危険を感じると「猪突猛進」となり攻撃的になることがあるため、イノシシと遭遇した際は注意しましょう。 参考:https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/uploaded/attachment/121.pdf イノシシがもたらす被害 近年、イノシシによる被害が深刻化しており、農作物の食害や農地の荒廃、さらには人的被害まで発生しています。 これらの被害は農業従事者の生活を脅かし、地域社会全体に大きな影響を及ぼしています。 ここでは、イノシシがもたらす具体的な農業被害と人的被害について詳しく解説します。 イノシシによる農業被害 イノシシによる農作物被害は、特に地方の農業に深刻な影響を与えています。 環境省のデータによると、イノシシによる被害の報告件数は年々増加傾向にあり、令和4年のイノシシによる農作物の被害量が23,097トンで、被害金額は363,827万円となっています。 このような被害の大部分は、米、イモ類、トウモロコシ、果樹などの農作物に集中しています。 イノシシは鋭い牙と強力な鼻を持ち、地面を掘り起こして作物を食い荒らすため、農地全体が荒らされてしまいます。 特にイノシシの活動が活発になる秋から冬にかけて、収穫前の作物に対する被害が増加します。 参考:https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/hogai_zyoukyou/attach/pdf/index-29.pdf イノシシによる人的被害 イノシシによる人的被害も深刻です。 環境省の「イノシシによる人身被害件数」によると、令和4年のイノシシによる人的被害件数は68件・被害人数は85名・死亡者人数は1名となっています。 イノシシによる人的被害の事例には、以下のようなものがあります。 農作業中に襲われた 庭先にイノシシが現れて襲われた 犬の散歩中に襲われた イノシシが市街地に現れて複数の人を攻撃した 罠から逃げたイノシシに襲われた...
電気柵は畑や家畜を守るために有効な手段ですが、正しい設置と維持管理を行わないと十分な効果を得ることができません。周囲の環境によっては例えば草や枝がワイヤーに触れてしまい、電圧が低下してしまうケースもあります。そこで本記事では、電気柵の基本的な仕組みから設置の手順、動物ごとの具体的な対策までをわかりやすく解説し、被害を最小限に抑えるためのポイントをご紹介します。 電気柵の基礎知識:仕組みと効果 まずは電気柵がどのような仕組みで害獣を遠ざけ、どんな効果が期待できるのかを理解することが大切です。 電気柵は害獣が触れた瞬間に、わずかな電気ショックを与える仕組みを利用しています。過度な痛みは与えず、驚かせることで侵入を諦めさせる設計となっており、畑や牧場に被害を及ぼす動物を遠ざけることが可能です。いったん電気ショックを経験した動物は、再び近づくことを避ける心理的な壁を持つようになるとされています。 野生動物に与える心理的障壁 動物が電気柵に触れると、ビリッとした衝撃を受けるため、その経験を学習し再び近づかなくなる傾向があります。こうした心理的障壁こそが、電気柵が高い効果を発揮する理由といえます。特に出会い頭の痛みが大きいほど、対象動物はそこを危険地帯と認識しやすくなり、侵入を避けるようになります。 イノシシ・シカなど主な被害対象の例 日本では、イノシシやシカが作物を荒らすケースが多く報告されています。イノシシは畑の土を掘り起こす被害が大きく、シカは背が高いため軽々とジャンプして柵を飛び越える場合があります。これらの動物に対策をとらないと、一夜にして広範囲が荒らされることもあるため、電気柵による早期対策が重要です。 設置前の準備と注意点 電気柵を効果的に活用するためには、設置する前の下準備が欠かせません。事前に環境を整え、可能なトラブルを回避することがポイントです。 まず設置するエリアに目印をつけ、電気柵で囲む範囲やゲート箇所をあらかじめイメージします。次に、地面の状態を確認し、コンクリートやアスファルトが多い場所ではアースの取り付けに工夫が必要です。地面が整備されていないとワイヤーが不要に触れるリスクやアース不良を引き起こしやすいため、あらかじめ土壌のコンディションを把握しておきましょう。 障害物の除去と草刈りの重要性 草や樹木の枝がワイヤーに触れると、電流が逃げて柵全体の電圧が下がってしまいます。これにより十分なショックを与えられず、害獣が侵入しやすくなってしまいます。設置前には入念な草刈りと不要な障害物の除去を行い、設置後も定期的に周囲を確認して草木が伸びすぎないよう管理しましょう。 設置環境・傾斜地の把握と対策 平地だけでなく傾斜地や凸凹のある場所に設置する場合、支柱を安定させるための固定が重要です。地形によっては支柱が傾きやすく、ワイヤーにたるみが生じると、動物に突破される可能性が高くなります。高低差がある場所では、追加の支柱や補強材を使って柵ラインを均等に張るよう工夫してみましょう。 電気柵の資材・工具と選び方 次に、電気柵を構成する資材や工具について、種類や選定のポイントを解説します。適切な部材を選ぶことで、より効果的かつ安全な柵を作れます。 電気柵を構成する主要な部材には、本体(パワーユニット)、支柱、ワイヤー類、アース棒、ゲートハンドルなどがあります。ワイヤーを張るための簡易緊張具や固定クリップ、検電器なども重要です。これらは一式でセット販売されていることもあり、初めて導入する際にはセット品を活用するのもおすすめです。 ポリワイヤー・リボン・フェンシングワイヤーの特徴 ポリワイヤーは軽量で扱いやすく、視認性もあるため、初めて導入する方に人気があります。一方でリボンタイプはワイヤーよりもさらに目立つので、動物が意識しやすいという利点があります。フェンシングワイヤーは強度が高く、設置範囲が広い場合や、壊れやすい条件下での使用に向いています。 電源の種類(ソーラー・バッテリー・乾電池・外部電源) ソーラー電源は日当たりの良い場所であれば長期間メンテナンスが少なく、持続的な通電が可能です。バッテリーや乾電池式は設置場所を選ばない反面、定期的な交換や充電が欠かせません。外部電源は安定して高い電圧を供給できますが、電源の確保が難しい地域では使いづらいため、総合的に設置環境やコストを考慮して選びましょう。 電気柵の設置手順:基礎編 ここからは、初めて設置を行う方向けに、基本的な手順をわかりやすく解説します。作業を進める前に全体の流れを把握しておきましょう。 最初に、電気柵のレイアウトをしっかりと計画し、支柱を打ち込みやすい場所かどうかを確認します。支柱と支柱の間隔の目安はワイヤーのたるみが生じにくい範囲、約2~5m程度が一般的です。ゲートを取り付ける箇所は人や車両が出入りする可能性も考慮して、十分な幅を確保しましょう。 コーナー支柱・中間支柱の打ち込みとゲート部の設置 柵の曲がり角となる部分には、強度の高いコーナー支柱を使用します。これによって角部分のワイヤーにかかるテンションが分散され、しっかりと張ることが可能です。ゲート部は人や車の出入りが想定されるため、専用のゲートハンドルを用いてワイヤーを簡単に着脱できる仕組みにしておくと便利です。 ワイヤーの架線・連結と高さ調整 次に、支柱にクリップなどを取り付けてワイヤーを張り巡らせます。対象動物の背丈や侵入時の動きに合わせて、複数の段でワイヤーを設置すると突破が難しくなります。張る際は適度な緊張感が必要で、たるみやすい部分は簡易緊張具などを活用して調整しましょう。 パワーボックス・アース・危険表示板の取り付け パワーボックス(本体)は湿気や雨の影響が少ない場所に設置し、確実に通電できるよう高圧線とアースを正しく接続します。アース棒は湿った土壌に深く打ち込むことが理想で、出力が大きい場合は複数本のアース棒を使用することもあります。さらに、第三者への注意喚起として危険表示板の取り付けを行い、感電事故を防ぎましょう。 動物別の対策ポイント 侵入を試みる動物の種類によって推奨されるワイヤーの高さや配置は異なるため、代表的なケースを参考に設置しましょう。 電気柵を動物の行動に合わせた設置方法にカスタマイズすることで、防除効果は格段に高まります。ここでは、主に畑や牧場で被害が大きいとされるイノシシやシカ、アライグマなどを例に、それぞれの対策を解説します。農地や家畜を守りたい方は、できる範囲で動物それぞれの特性に合わせた柵の高さや段数を取り入れてみてください。 イノシシ対策:鼻先の高さを意識する イノシシは地面を掘り起こす習性があるため、下部のワイヤーが特に重要です。地表付近にワイヤーをしっかり張り、鼻先にショックを与えられる位置に設置することで侵入を防ぎやすくなります。またイノシシは電気が通っていない柵に触れて学習することを避けるため、設置直後から通電することが望ましいでしょう。 シカ対策:ジャンプ防止とスキマ管理 シカは非常に高い跳躍力を持つため、電気柵の高さを1m以上に設定し、必要に応じて複数段にすることが基本です。隙間が大きいと飛び越えられる場合があるので、補強用の支柱やワイヤーを追加し、高さと張力をキープします。効果を最大化するには草刈りの徹底などの地道な管理も欠かせません。 アライグマなど小動物対策:侵入経路をふさぐ アライグマやハクビシンなどの小動物は、わずかな隙間からでも侵入しやすい特徴があります。特に柵の下部や角部分の隙間をしっかりとブロックし、必要に応じて地面との接点を低く保つようにしましょう。潜入ルートを無くすことで、より確実な防御線を構築できます。...
目次 1イノシシ罠その①:箱罠 1箱罠の長所 2箱罠の短所 3箱罠による捕獲の手順 2イノシシ罠その②:くくり罠 1くくり罠の長所 2くくり罠の短所 3くくり罠による捕獲の手順 3イノシシ罠その③:囲い罠 1囲い罠の長所 2囲い罠の短所 4まとめ イノシシ被害を減らすために捕獲をこれから始める方、ぼたん肉とも呼ばれる美味なイノシシ肉を味わうために捕獲をする方など、銃猟以外でイノシシの捕獲をするのに必須となるのが「罠」です。 日本では古くからイノシシによる農作物被害を防ぐために落とし穴などの罠が使われてきましたが、現代においては様々な観点から廃れたり禁止されている罠もあります。例えば、昔話などで出てくる「とらばさみ(獣の足をはさんで捕まえる)」は有名ですが、現在においては禁止猟具になります。 そのような中で、現在イノシシをターゲットとして使用できる罠の種類は、「箱罠」「くくり罠」「囲い罠」の3種類に区分されます。 これらの罠の長所・短所、捕獲のための手順について解説します。 罠の特徴を踏まえたうえで、設置場所の環境や予算、かけられる労力などを考慮し、適切な罠を選択しましょう。また、それぞれの罠には制限事項がありますので、その点についても予め留意しておくようにしましょう。 イノシシ罠その①:箱罠 色々な大きさ・形がありますが、全面とも金網や板等で囲われた箱状の罠のことを箱罠といいます。いずれも餌によって箱の内部に獲物を誘因します。 誘因された獲物が箱の内部に入り込むと、トリガーが作動して入口が閉じ、獲物が閉じ込められることによって捕獲が完了するという仕組みになっています。代表的なトリガーの方式としては、以下があります。 ◆蹴り糸方式:蹴り糸が獲物の体に触れることにより作動する。 ◆踏み板方式:獲物が踏み板を踏むことにより作動する。 ◆回転軸(回し棒)方式:軸が回転することにより作動する。 踏み板方式と回転軸方式はトリガーの位置を調節することが難しいため、トリガーの位置や感度を調節しやすい蹴り糸方式の箱罠がおすすめです(上の動画は蹴り糸方式です)。 また近年ではセンサーによって作動するタイプも登場しており、仕掛けの労力を低減させて捕獲率をアップさせる工夫が凝らされているため、導入数も徐々に伸びています。 ★イノホイオススメの箱罠用センサーはこちら。 箱罠の長所 そもそも餌で獲物を誘いこむ構造のため、餌を使わない罠とくらべると、捕獲率は高いです。複数の獲物を捕獲することも可能です。また、獲物の視線からすると、開放的な外観であるため、ブラックボックスとなっている罠(例えば、ドラム缶式罠など)よりも捕獲の効率が良い傾向にあります。 一目でわかる外観のため、人間が誤ってかかってしまうようなことはありません。ターゲットではない他の鳥獣を捕獲した場合も、簡単に逃がすことができ、怪我を負わせるリスクは低いです。 また、大抵の場合、一人で組み立てることが可能です。これらの点から、初心者にとっても扱いやすい種類の罠であるといえるでしょう。 箱罠の短所 捕獲できる容量は大規模タイプの囲い罠よりも少数となります。 イノシシ用の箱罠はそれなりの大きさ・重さになりますので、分解式タイプだとしても車を使わずに運ぶのは大変です。そのため移動させるのは労力がかかり、車で行ける場所以外に設置するのは困難です。 10万円前後するものが多いことからも、数多く設置するのには向いていないといえるでしょう。 ★捕獲実績多数!イノホイの箱罠はこちら。 ちなみに箱罠を自作することも可能です。材料費としては、2万円程度で作ることができますが、切断や溶接のための技術や道具が必要になります。溶接が甘く脆い箱罠を使用すると、事故が起こる可能性がありますので、技術に自信のない人は自作は避けたほうが良いでしょう。 また、捕獲のために使用する餌によって、多くのイノシシを引き寄せてしまう可能性があるので、設置する場所には注意が必要です。 捕獲が成功するまでに時間がかかる場合があるという点も、箱罠を使う際は念頭に置いておく必要があります。警戒心が強いイノシシにとって、縄張りに突然箱罠が現れれば、警戒するのが自然です。警戒心を解き箱罠の中まで誘引するには、慣らしが必要となりますが、慣らしに必要な期間は個体によって異なります。ある程度時間がかかる場合もあり、その間も慣らしのための餌補給や周辺環境の観察を継続することが必要となるため、長期戦となることも予め想定しておくと良いでしょう。 箱罠による捕獲の手順...
イノシシやシカなどの野生生物が畑に侵入し、畑を荒らしたり農作物を食べたりする鳥獣被害は、農家の方や家庭菜園を楽しむ方にとって大変深刻な問題です。こうした被害を未然に防ぐのに有効な対策の一つとして、電気柵の設置があります。 しかし、電気柵の購入を検討されている方の中には、「どんな電気柵を選べばいいの?」、「電気柵って危なくないの?」、「設置が難しいのでは?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は電気柵メーカー様にいただいたアドバイスをもとに、電気柵のしくみや商品選びのポイント、設置の際に気を付けることなどをまとめましたので、ぜひ参考にされてみてください。 電気柵のしくみと得られる効果 まずはそもそも電気柵がどのようなしくみになっているのか、設置によってどういった効果が得られるのかをお伝えします。 電気柵を正しく設置して電源を入れると、本体から柵線にはプラスの電気が、地面にはマイナスの電気が流れます。普段はプラスとマイナスがつながっていない状態ですが、プラスの電気が流れている柵線に野生生物の体が触れることで、電気の通り道ができます。電気が柵線から野生生物の体を通り抜けて地面に流れるというしくみです。 ただし、イノシシやシカの体毛は電気を通しにくいため、鼻や口など体毛のない部分が柵線に触れるように設置しなければ、十分なショックを与えることはできません。また、イノシシやシカは鼻でいろいろなものを探る習性があります。特にイノシシにいたっては、嗅覚がイヌに匹敵するともいわれているほど敏感です。このように敏感な鼻に電気ショックを与えることによって、イノシシやシカは電気柵を「危険なもの」と判断し、近寄らなくなります。こうした野生生物の習性と学習心理を利用しているのが電気柵なのです。 電気柵は命をおびやかすような危険なものではない! 正しく設置された電気柵であれば、人間や野生生物が触れたとしても命を落とすことはありません。なぜなら電気柵はもともと安全を考慮した設計になっているからです。電気柵には常に電気が流れているわけではなく、一定の間隔(約1秒)で流れるようになっています。 もしも電気が流れ続けている柵線を人間が握ってしまった場合、電気ショックにより筋肉が硬直し、手を離せなくなってしまいます。しかし、電気柵は間隔を開けて通電する設計になっているため、瞬間的に手を離すことができます。電気が流れるしくみを理解し、市販されている電気柵を正しく設置すれば、安全に使用することができるのです。 電気柵を購入する前にやるべきこと 設置場所の外周距離を調べる 電気柵の部品の中には、設置したい場所の外周によって、必要量が変わるものがあります。まずは設置する場所の外周距離を調べましょう。 対象動物に必要な柵線の段数を調べる 設置場所への侵入を防止したい動物が何かによって、設置すべき柵線の段数や段の間隔も異なります。また、段数が分かると設置に必要な柵線の長さが分かります。電気柵の本体には「有効距離」というものが設定されており、この柵線の長さが本体を選ぶ際の一つの基準になります。 設置に必要な部品の数量を計算する <必要部品の計算方法> 柵線の長さ=外周(m)×設置段数 ポールの本数=外周(m)÷設置間隔(3〜4m) 碍子(がいし)の個数=ポールの本数×柵線の段数 ゲートクリップの個数=設置する出入口の数×柵線の段数 アポロの商品の中には、本体と必要部品があらかじめセットになっているものもあります。初めて購入するので不安だという方は、そうしたセットを購入するのもよいでしょう。 電気柵を選ぶときのポイント 商品選びのポイントをうかがったところ、2つのポイントを教えてくださいました。 1. 国産メーカーを選ぶ 輸入品は価格が安いというメリットがある一方で、不良品が多かったり、故障したときに修理対応してもらえなかったりというデメリットもあるといいます。万が一故障したときや、設置がうまくいかないときなどのアフターフォローのことも考え、国産メーカーの電気柵を選びましょう。 2. 本体で選ぶ 本体以外の部品は、代替品や本体とは異なるメーカーのものでも代用できる場合があります。自分が納得できる「機能」と「価格」の本体を選ぶとよいでしょう。また、設置場所に使用する柵線の総距離が、本体に設定されている有効距離の範囲内であるかを確認しましょう。 >>当店おすすめの電気柵の一覧はこちら 電気柵を設置する際に気を付けること 道路の端から50cm以上離して設置 電気柵のしくみの項目でもお伝えしたとおり、本体から柵線にはプラスの電気が、地面にはマイナスの電気が流れています。プラスとマイナスの電気をつなげて野生生物の体に電気ショックを与えるには、足が地面にのっている状態で鼻を柵線に触れさせる必要があります。その一歩を踏み出させるために必要な間隔が50cm以上です。 柵線にかかる雑草を刈り取る 柵線に雑草がかかると、漏電の原因にもなります。設置時はもちろん、定期的に草刈りをおこないましょう。また、草刈りの際には柵線を切ってしまわないよう十分注意してください。 危険表示板を必ず取り付ける 危険表示板の取付・表示は法令で義務付けられています。通電中であることを知らせる表示は事故防止にもつながりますので、必ず取り付けましょう。 今回は電気柵メーカーさんにご協力いただき、電気柵のしくみや商品選びのポイント、設置の際に気を付けることなどをお伝えしました。また、当店イチオシのアポロの電気柵はホームセンターなどの小売店でも販売されており、国産メーカーにも関わらず低価格を実現しています。また、修理対応が早く修理代も低価格のため、アフターフォローも安心です。商品選びに困っている方は、ぜひアポロの商品もチェックしてみてください。 >>アポロ電気柵の一覧はこちら 【関連記事】...
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