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4560171673015 Sガイシ 末松電子製作所
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商品説明
Sガイシ
■支柱直径14mm〜20mm用です。
ゲッターコード取付けに最適です。
●直径:約45mm
●高さ:約50mm
●取付け可能な支柱直径: 14mm〜20mm
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野生鳥獣による農作物の被害額は令和3年度で約155億円(農林水産省統計)と、未だに高い水準を保っています。イノホイの鳥獣対策マガジンでは、こうした被害の対策に取り組む企業や団体をご紹介しています。 今回は宮崎県の「鳥獣被害対策支援センター」がおこなっているさまざまな活動をご紹介させていただきます。これから鳥獣被害対策に取り組まれる方や、地域ぐるみでの対策を検討されている方には特に役立つ情報となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
鳥獣被害対策支援センター設置の経緯
平成20年頃、宮崎県では鳥獣被害が深刻化。それまで県庁では農林作物や林業の被害などのさまざまな課題に対して複数の課に分かれて対応していましたが、平成22年度に関係部局が連携し、総合的かつ効果的に被害対策を推進するため、「被害対策プロジェクト」に取り組むことになりました。 こうした流れの中で技術的なフォローをする部署の必要性が高まり、平成24年に鳥獣被害対策支援センターが新設されました。当初は県林業技術センター内に設置されましたが、組織改革により平成30年に宮崎県総合農業試験場内に移管しています。
鳥獣被害対策に“面”でとりくむための技術指導
支援センターは鳥獣が来ないようにするソフト面・技術を集落に伝えていく役割が大きいといいます。鳥獣対策は集落、“面”でのとりくみが必要です。被害にあっている一軒一軒を回って対策をおこなっても、隣の圃場が鳥獣を呼んでしまうようでは効果が低くなってしまいます。そこで支援センターがおこなっているのが、“集落への技術指導”です。 例えば、集落にある圃場をワイヤーメッシュでまとめて囲う場合、住民の方が国の事業に申請を出して自力で設置されることが多いため、支援センターでは柵を設置するルートや効果的な張り方などを助言しています。 宮崎県には西臼杵支庁と農林振興局という各地域の事務所があり、住民の方から相談を受けた市町村と事務所の職員で「こういう対策をしていこう」「勉強会をしよう」となったときに支援センターに要請がきます。そうした時に講師として話をしに行ったり、支援センター内で電気柵などの研修会をおこなったりしているのだそうです。 また、住民の方の中には時折「柵を張れば防げるだろう」という誤った認識をお持ちの方もいらっしゃるため、研修では「柵を張ったら終わりではないんですよ。張るルートも大事ですし、張った後の管理が特に大事なんですよ」と伝えているといいます。 その他にも支援センターでは捕獲セミナーをおこなっています。捕獲の技術や狩猟の話というよりも、“山の10頭より里の1頭”、「被害を加える個体を捕獲するにはどうするのが一番良いのか」というところに重きを置いているのだそうです。
防護柵設置の前にやるべき“動物を寄せつけない対策”を啓蒙
宮崎県の令和3年度の鳥獣被害額は約3億8,300万円。被害額はやや減少傾向にありますが、数字として表れない部分では、被害によって営農意欲が減退してしまうという問題が深刻化しています。支援センターの職員は「来年は農業を辞めようと思っている」という声を聞くこともあり、そうした声を聞くと「何とかしなければ」とより一層対策に力が入ると話されていました。 鳥獣被害を防ぐには、「家庭内の残飯や取り残した農作物等を放置しない・動物が身を隠せる場所をなくす・集落全体でとりくむ」といった、そもそも“動物を寄せつけない対策”が非常に重要です。支援センターではこうした基本的な対策を分かりやすく伝えるために、動画やマニュアルを作成してWeb上に公開したり、「鳥獣センター通信」という機関紙を年に4回発行したりと、さまざまな形で情報発信しています。
鳥獣保護区等位置図をGoogle Mapで公開
支援センターではこれまで鳥獣保護区等位置図を紙媒体やPDF形式で配布していましたが、「紙では見づらい」「現在地と保護区の確認がしづらい」という声が相次いだことから、電子版(Google Map)を公開しました。10月中旬の公開からすでに18,000回表示されています(令和5年6月20日時点)。特にご高齢の方から良い評価をもらっているのだそうです。 本州で似たとりくみをおこなっているところはシステム会社などに委託して管理しているそうですが、支援センターでは国土交通省の鳥獣保護区データをもとに独自で作成・管理しています。作ったばかりでまだかゆいところに手が届かない部分もあるため、今後もブラッシュアップしていく予定とのことです。
編集後記
今回は宮崎県の鳥獣被害対策支援センターがおこなっているさまざまな活動をご紹介させていただきました。一人ひとりが対策を心がける“点”も大切ですが、それを集落全体で取り組むことで“面”となり、より効果的なものになるのだなと改めて感じました。取材にご協力いただきありがとうございました。

狩猟を行うには、まず猟法にあった免許を取得する必要があります。狩猟免許は4種類あり、各都道府県で実施される試験に合格しなければいけません。 本記事では、狩猟免許の取得方法や必要書類、受験の流れ、合格後の手続きなどについて詳しく紹介します。 目次 1狩猟免許の種類 2狩猟免許の取得方法 1各都道府県で受験する 23種類の試験を受ける 3狩猟免許取得の流れ 4狩猟免許取得に必要なもの 5狩猟免許取得の費用 6狩猟免許を取得したら 1狩猟者登録を行う 2銃の所持許可を取る 7猟免許は猟法にあったものを取得しよう 狩猟免許の種類 狩猟免許は、次の4つがあります。 免許の種類 行える狩猟 わな猟免許 罠を使った猟 網猟免許 網を使った猟 第一種銃猟免許 ・散弾銃、ライフルを使った猟 ・空気銃(エアライフル)を使った猟 第二種銃猟免許 空気銃(エアライフル)を使った猟 狩猟免許は、網猟・わな猟免許が18歳以上、銃猟免許は20歳以上であれば受験可能です。 狩猟免許の取得方法 狩猟免許の取得方法について見ていきましょう。狩猟免許は年に数回ほど開催されています。 各都道府県で受験する 狩猟免許は、住んでいる地域の都道府県で受験しなければいけません。試験に合格し、各知事が発行する狩猟免許を取得すれば狩猟が可能となります。狩猟免許は全国で有効のため、取得していればどこでも狩猟ができるようになります。 3種類の試験を受ける 狩猟免許の試験内容は3種類あります。それぞれ4つの免許で試験問題の内容は変わりますが、3種類の試験自体は同じです。 知識試験 午前中に知識試験が行われます。3択の選択式の問題30問を、制限時間90分の間に解きます。知識試験は、21問以上70%正解すれば合格です。 知識試験で問われるのは、法令や狩猟免許制度、猟具の種類や取り扱いに関する知識、狩猟鳥獣や狩猟鳥についてです。また、獣と間違われやすい鳥獣の生態や個体数管理の概念および鳥獣の保護管理などに関する知識の問題も出題されます。 適性試験 適性試験では、視力や聴力、運動能力のテストを受けます。視力は、取得する免許によって異なる基準が設定されています。 わな猟・網猟...

今年の12月は数年に一度の強烈寒波が到来しており、各地で大雪の影響が続いています。積雪地域においては、多くの事業所様が除雪に大変な労力を割かれており、コストをかけて外部業者に除雪作業を依頼している方もいらっしゃるかと思います。
その中で、自分でできる範囲の除雪は自分でやりたいとお考えの事業所様も多いのではないでしょうか?とはいえ、除雪機を導入するにはそれなりに大きなコストがかかりますし、人力で出来る範囲には限りがあります。
そこで今回紹介したいのが、フォークリフトを使った除雪作業です。荷役業務などで普段お使いのフォークリフトに除雪用のアタッチメントを取り付ければ、簡単に除雪作業を行うことができるんです。
そもそも、フォークリフトで除雪して良いの?
そもそもフォークリフトで除雪してよいのか、法令上違法にならないのか、気になる方も多いかと思います。 まず注意しなければならないのは、フォークリフトに除雪アタッチメントを装着した状態での公道走行ならびに除雪作業は出来ないという点です。
また、労働安全衛生規則の第151条の14に「フォークリフト等の車両尾計荷役運搬機械を荷の吊り上げ、労働者の昇降等主たる用途以外の用途に使用してはならない」という記載があり、通常の荷役運搬作業以外に使用してはならないように読み取れます。
しかしながら、この条文には「但し、労働者に危険を及ぼすおそれのないときは、この限りではない」という記載もあり、一般的にはフォークリフトによる除雪作業は問題ないと解釈されます。念のため、用途外使用に該当するかどうかを最寄りの労基署へ問合せした上で、導入を検討すると良いでしょう。
フォークリフトを使った除雪のメリット
まず、除雪作業をするためのアタッチメントをフォークリフトの爪に装着します。装着方法は商品によってそれぞれ異なりますが、ほとんどの場合アタッチメントの取り付けは短時間で行うことができるので、急な大雪にもスピーディに対応できる長所があります。
除雪車や除雪機の場合は導入にコストがかかりますし、積雪時期以外は稼働させることがありませんので、限られた時期のみ稼働させると考えると、ややもったいない気もしてしまいます。一方でフォークリフトのアタッチメントであれば導入も安価で済み、除雪しない時期は通常の荷役業務用としてフォークリフトを稼働させることができます。
普段の荷役業務を行いつつ、除雪が必要なタイミングではアタッチメントを取付けて除雪作用をするといったことが可能になるわけです。特に年回の大雪があるような地域においてフォークリフトをお持ちの事業所様は、いざというときの備えとして除雪用アタッチメントを置いておくと安心です。
除雪のやり方
除雪を行う際は、必ず周りに人がいない事を確認してから行います。除雪するエリアにできるだけ車や人が通行しないタイミングに実施したほうが作業効率がよくなりますので、たとえば事業所の敷地内で除雪作業をする場合等は、始業時間前がベストなタイミングです。
フォークリフトにアタッチメントを取付けたのち、雪を1か所に集めます。除雪するエリアが広い場合は、数カ所に分けて仮の集雪場所を設け、周囲の雪を集めるようにします。もし重い雪と軽い雪が混在している場合は、軽い雪を集めた上に重たい雪を乗せるようすると、うまく固まって山の体積を減らすことができます。
実際に作業に取り掛かる前に、どのような導線で作業を行うとロスが少ないか、イメージしておくと良いでしょう。
注意点としては、急発進や急加速、急ブレーキや急ハンドルは行わないようにすること、前輪が浮いた状態にならないよう注意すること、スリップ等を避けるためにスピードはできるだけ一定にすることです。
積もった雪のかたまりは大きく重たいものです。積んだ山の向こう側になだれる場合もあるのでで、積んだ場所の向こう側にフェンスなど変形しやすいものがないか、通行の邪魔になったり、近隣の迷惑にならないよう予め確認しておきます。
また、フォークリフトは除雪を目的とした重機ではなく、凹凸に弱いので、積もった場所に乗り入れる際は無理に深追いしないようにします。
除雪アタッチメントの種類
各社から様々な除雪アタッチメントが販売されておりますが、代表的なタイプをご紹介します。
除雪バケット
バケットとは、ショベルカー等の重機のアームに装着するアタッチメントの種類のことです。掘削現場で多くみられ、除雪バケットにおいては、除雪に適した大きさ・用量で設計されており、フォークリフトの爪に取り付けやすいような工夫がされています。
バケットの傾斜角度が一定のタイプもあれば、リフトを上げてブレーキを踏み込むと慣性作用によってバケット傾斜角を高くし、簡単にバケット内の雪を排出できるようなタイプもあります。
除雪ブレード
上記の除雪バケットと概念は変わりませんが、バケットとは異なり底の部分がなく、雪を掻き出すような形で作業する形になります。
底面に注意しながら走行しなければならないバケットタイプよりも運転がしやすく、小回りも効くのが特徴です。 またバケットタイプよりも、重くて硬い雪にも対応できる点が長所になります。
除雪アタッチメントの選び方
まずは、ご使用されているフォークリフトの爪に適合するかどうかを確認する必要があります。また、路面の凹凸などで摩耗してしまうので、できるだけ頑丈なものであること、また摩耗した場合の対処も可能なのか(アタッチメントごと丸々交換が必要なのか、摩耗部分だけ交換できるのか等)を予め確認しておくと良いでしょう。
形状は似ていても、耐久性は商品によって大きく異なります。激安に見えるものの、明らかに耐久性が低い商品も見受けられますので、注意が必要です。 こちらの除雪ブレード(以下画像から詳細がご確認いただけます)は多くみられるような板金溶接ではなく、鋳造によって製造されており耐久性は板金タイプと比べて圧倒的に高いので、おすすめです。雪だけでなく、瓦礫・スクラップ・土砂等の移動にも実績があります。

「獣害対策用のトレイルカメラを探しているけど、種類が多く迷ってしまう…」 そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。トレイルカメラは動物の熱を感知し自動撮影してくれる便利なツールですが、各メーカーから機能や価格が違う商品が数多く販売されています。いざツールを購入するとなると、どれを購入すればいいのか悩んでしまうものです。 そこで今回は、トレイルカメラの特徴や選び方のポイントについて解説します。また、おすすめ商品や設置・運用時のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。 トレイルカメラとは?基本的な特徴を解説 トレイルカメラとは、動物の熱を感知して自動で撮影するカメラです。獣害対策のアイテムとして活用されており、無人状態で静止画・動画・夜間撮影など幅広い用途に対応します。 こちらはトレイルカメラで撮影されたエゾシカの映像です。昼間と夜間どちらでもしっかりエゾシカの姿を捉えています。 カメラには赤外線センサーが搭載されており、動物が発する熱(赤外線)を感知。外気と動物の温度差に反応し、自動でシャッターが作動する仕組みです。屋外での使用にも耐えられるよう本体は頑丈に設計されており、雨天時でも作動するよう防水設計が施されています。また、本体の電源は乾電池式が多く、電源や配線を用意する必要がないため、設置場所を選ばず誰でも簡単に利用できます。 初心者ハンターこそトレイルカメラを活用しよう! 獣害対策では対象となる野生動物の行動把握が大切です。 農作地への侵入経路はどこか? 移動の際はどの道を通るのか? どの時間帯にどんな動物が通るのか? など、対象となる野生動物の動きが把握できれば、罠の設置や対策を講じるヒントが得られます。 とくに初心者や獣害対策の経験が浅いハンターは、トレイルカメラで撮影された画像や動画を確認し、対策への学びが得られます。例えば、「罠の空はじきの原因特定」や「動物の警戒度の高さ」、「実際に通っているけもの道の特定」などなど…捕獲率向上につながる多くのヒントが得られるでしょう。 もちろん熟練ハンターにとっても頼もしいアイテムです。長年の経験とトレイルカメラから得られる知見を兼ね合わせて、さらなる捕獲率向上が期待できます。 トレイルカメラの選び方7つのポイント では実際にトレイルカメラを購入する際の選び方のポイントを見ていきましょう。 1.照明タイプの種類で選ぶ 1つ目は照明(フラッシュ)タイプの種類です。トレイルカメラは撮影時に照射されるランプに種類があります。カメラを設置する場所や用途に応じて適したタイプを選ぶのがおすすめです。照明の主な種類は以下の3つです。 【ノーグローライト(不可視光線フラッシュ)】 ノーグローライト(不可視光線フラッシュ)は、人や動物の目には見えない赤外線を照射して撮影するタイプです。警戒心が強い野生動物は、カメラから照射されるランプに驚いて近づかなくなる恐れがあります。これでは動物の行動や罠への反応を観察できません。その点、ノーグローライトであれば、野生動物に警戒感を抱かせることなく、撮影が可能となります。獣害対策用のトレイルカメラとしては、もっともポピュラーといえます。一方でランプを照射するタイプに比べやや画像や映像が暗めになる点や、夜間撮影時の撮影画像が白黒になる点はネックです。 【ローグローライト(可視光線フラッシュ)】 ローグローライト(可視光線フラッシュ)は、ほのかに光るフラッシュを使って撮影するタイプです。不可視光線フラッシュに比べ明るい撮影ができ、はっきりと記録を残せます。 わずかとはいえ光を発するため野生動物が警戒心を抱く点はネックです。しかしノーグローライトでは光量が足りず撮影できない環境では、ローグローライトが役に立ちます。 また、ノーグローライトの光に対して、動物がどのような反応をするかは罠を仕掛ける際の判断材料となります。例えば、ライトの光に対して敏感に反応する(=警戒心が強い)なら気付かれにくいくくり罠を仕掛け、ライトに対しても驚かない(=警戒心が低い・人慣れしている)なら箱罠を設置するといった具合です。 【白色LEDフラッシュ・ストロボフラッシュ】 白色LEDフラッシュやストロボフラッシュは、センサーが反応するとLEDやストロボフラッシュが点灯して撮影するタイプです。夜間でもカラー撮影が可能で、鮮明な映像が確認できます。しかし野生動物がライトを警戒して近づかなくなったり、カメラに怯え逃げ出してしまう可能性が高いため、獣害対策用のトレイルカメラとしては使用範囲が限られてしまいます。一方で防犯用として人の顔や対象の姿をしっかりと記録したいといった環境なら、白色LEDやストロボタイプのトレイルカメラは有効です。 2.センサーの反応距離で選ぶ 2つ目はセンサーの反応距離です。 トレイルカメラには「センサー反応距離」が設定されており、どれくらいの距離でカメラのセンサーが反応するかを表します。一般的には15~20m。距離が長い製品なら、30m程度が反応距離に設定されています。 注意したいのが、反応距離はあくまでも“スペック上の最大値”という点です。トレイルカメラは外気と動物の温度差に反応する特性上、対象動物や設置場所によって反応距離が変化してしまいます。 例えば、サイズの大きいイノシシやシカなどは外気との温度差がはっきりしやすいですが、サイズの小さいハクビシンやネズミなどは温度差が小さく、カメラに近づかないとセンサーが反応しません。センサー反応距離はあくまでも目安と考え、設置環境や条件によっては距離が短くなる可能性を考慮しておくと購入時の間違いがないでしょう。 また、センサー反応距離と混同しやすいのが、「フラッシュ照射距離」です。フラッシュ照射距離は夜間撮影時にフラッシュが照射される距離を意味しますが、製品によってはセンサー反応距離よりも短く設定されている場合があります。夜間の撮影を想定しているなら、フラッシュ照射距離を目安にしてトレイルカメラを選ぶとよいでしょう。 3.トリガースピードで選ぶ 3つ目はトリガースピードです。 トリガースピードとは、赤外線センサーが動体の熱を感知してから、シャッターを切るまでのスピードを意味します。反応から撮影までの“タイムラグ”の度合いを知るための指標で、一般的には1秒以内のカメラが主流です。近年ではわずか0.2秒程でシャッターを切る高性能な製品も登場しています。 タイムラグが短ければ、動物がセンサーに反応した瞬間にカメラ撮影が可能です。反対にタイムラグが長ければ、動物をフレーム内に収められず撮り逃しや見切れ(画面の一部が映らない)の恐れがあります。 「せっかくセンサーが反応したのに、動物の尻尾や後ろ足しか映っていない…」といった結果にならないためにも、トリガースピードの性能が確かな製品を選んでみましょう。とくに動きが速い野生動物を観察したい場合は、トリガースピードを重視してください。 4.画角(F.O.V)で選ぶ トレイルカメラを選ぶ際は、画角のスペックも確認しておきましょう。...

いつも当店をご利用いただきありがとうございます!イノホイの福士と申します。猟期が始まったということもあり、私達の地元宮崎で400年以上の歴史をもつ鴨網猟を見学してきましたので、様子をレポートさせていただきます!
巨田池の鴨網猟とは
まずは巨田池の鴨網猟とはどういったものなのかをご説明させてください。
宮崎市佐土原町上田島にある巨田(こた)池は、巨田神社の東側にある灌漑用のため池で、冬季なると多くの鴨が飛来する。ここでは越網(こえあみ)とよばれる投げ網を使い、鴨の生態を利用した伝統的な猟法が現在も受け継がれている。鴨は日中は池で羽を休め、夕方に餌をとるために巨田池を飛び立ち、明け方に池に戻ってくる。池を取り巻く丘陵の樹木を凹形に伐採して鴨の通り道をつくり、ここを通過する鴨に向けて越網を投げ上げ鴨を捕らえる網猟である。鴨網猟については『上井覚兼(うわいかくけん)日記』(天正14(1586)年9月17日記事)にも記されており、400年以上の歴史をもつ伝統的なものである。 また大正4(1915)年の「地方風俗習慣調」には、鴨網猟が武士の鍛錬としても行われていたことが記されている。 現在、鴨越(かもごえ)保存会によりこの猟法が受け継がれている。国内で網を用いた鴨猟を行っているところは巨田池を含め数ヶ所であるが、伝統的な猟が現在も組織的に行われているのは、巨田池と石川県の片野鴨池の2ヶ所のみであり、大変貴重なものである。
※みやざき文化財情報ホームページより引用 古くは武士の鍛錬にも使われており、行われている場所はここ巨田池と石川県の片野鴨池の2ヶ所のみという非常に貴重な猟法ということに驚きました。
道具は手作り。罠猟とは異なるおもしろさが沢山
用いる猟具は巨大なテニスラケットのような網。長さは背丈を大きく超えて〜2mほどもありました。もちろん市販はされておらず、持ち手の桜の木を削り、網も手で編んでいるとのこと。400年もの間変わらない形状や手法に驚きと興奮を隠せません。以下、私が魅力的だと感じた点をご紹介します。
猟の時間が短い!
上記画像のように、猟ができるのは日の出、日の入りの20分程のみとなっているのです。私は夕方に見学したのですが、当日も時間になると続々と猟師さんが集まり、18時頃からの20分程で猟をして解散という流れでした。銃も罠もある程度時間を要するため、圧倒的な時間効率の良さを感じました。
猟場(坪)の存在
画像にあるように池を取り囲むようにして坪という猟場が存在します。その日の天候などに合わせて選ぶようですが、場所によっては鴨が飛んでこないということもあり、非常に奥深さを感じさせられました。また、古くには土地の領主など権力者のみが使えるような坪もあったとのことです。
実際の坪はこのようにしっかりと草刈り、整備を行う必要があり、裏手(捕獲時に鴨が落ちていく場所)も合わせると3日がかりで草刈りをしているとのこと。
※裏手の様子。(ブレブレな画像で申し訳ありません。。)同行させていただいた猟師さんが見事に捕獲に成功し、鴨を引き上げに行った際の様子です。罠ですと夜の山に入ることが少ないので、非常に新鮮な体験でした。
まとめ
私自身を含め、宮崎に住んでいても知らない方が沢山いらっしゃる「巨田池(こたいけ)の鴨網猟」は罠とは違う魅力が盛り沢山でした。ただ、残念なことに参加者は減少傾向であるとのこと。来年は網猟の資格を取得して参加したいと思います!全国各地にも伝統的な猟法があるものと思いますので、是非皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?ご一読ありがとうございました!