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4560171677273 マイナスシート60cm×50m 末松電子製作所
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商品説明
■電線が織り込まれたシート
電線を織り込んだシートがマイナスがとりにくい場所(地面)の電気さくの効果をアップします。
防草効果もあり草による漏電の心配もありません。
●幅約60cm×長さ約50m×厚さ約0.3mm


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農作物を育てる畑の周囲を、電気が流れている柵で囲う「電気柵」。獣害対策として広く用いられ、大切な農作物を野生動物から守ってくれます。しかし、 「電気を使うと事故が起こるのでは?」 「設置して危なくないの?」 といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は電気柵の仕組みや安全性について解説します。また電気柵での事故を防ぐためのチェックポイントもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 電気柵での事故は正しい使い方をすれば防げる 結論から述べると、電気柵は正しい使い方をすれば安全に使用できます。怪我や死亡事故を心配する声も聞かれますが、市販されている電気柵には事故を防ぐための仕組みとして「パルス出力形式」が採用されています。 パルス出力形式とは、約1秒間隔で瞬間的に電気を流す方法です。誤って人間が柵に触れてしまっても、瞬間的に電気が発生するだけなので、すぐに離れられる仕組みになっています。イメージしやすいのが静電気です。電気柵に誤って触れても、静電気のように一瞬バチっとくる刺激はありますが、心配されるような感電事故は起こりません。 電気柵の目的は野生動物に心理的な恐怖感を与えるのが目的 そもそも電気柵は野生動物を傷つけたり駆除するのが目的ではありません。柵に触れたときに一瞬発生する電気刺激でショックを与え、心理的な恐怖感を与えるのが目的です。「あの柵に触れると危ない」という警戒心を野生動物に植え付け、畑に近づかせないようにして農作物を守ります。 あくまでも驚かせることを目的としているため、野生動物はもちろん人間が誤って触れても怪我や事故が起きない仕組みになっています。 2015年の事故では自作の電気柵を使用していた さて、こうした安全対策が備わっているにも関わらず、電気柵への不安の声が挙がるのはなぜでしょうか。原因のひとつになってしまったのが、静岡県西伊豆町で発生した事故です。 2015年7月 、静岡県西伊豆町において、川で遊んでいた小児が土手の紫陽花畑の周囲に設置されていた、害獣よけの電気柵に触れて感電する事故が発生しました。感電した小児を助けようとした他の6人も次々と感電し、7人が病院に搬送。最終的に40代の男性2名が死亡する痛ましい事故となってしまいました。 この事故の原因となった電気柵は、近くにある農機具小屋の家庭用コンセント(100V)から、電気を直接柵線に繋いだ自作のものです。市販の電気柵のように、安全対策の仕組みが備わっておらず、大きな被害を招いてしまいました。死亡事故につながった事故は社会的にもインパクトが大きく、電気柵への不安が原因となりました。 しかし前述した通り、市販の電気柵には事故を防止するための仕組みが採用されています。今後、痛ましい事故を繰り返さないためにも、電気柵の使用に対しての正しい知識の習得や、安全対策が組み込まれた市販品の普及が重要と言えそうです。 電気柵での事故を防ぐための5つのチェックポイント では、具体的に電気柵での事故を防ぐためにはどのようなポイントが挙げられるのでしょうか。電気柵を購入する際のチェックポイントと、使用時の注意点をご紹介します。 1.電気用品安全法の適用を受けている商品か 1つ目は電気用品安全法の適用を受けている商品か確認することです。 電気柵の電気を30ボルト以上の電源(家庭用コンセント)から供給する時は、電気用品安全法の適用を受ける電源装置(電気柵の本体)の使用が義務付けられています。 電気用品安全法の適用を受けている電気柵であれば、必ず出力電流が制限されているため、万が一電気柵に触れても事故を防げます。電気用品安全法に準拠している製品には、「PSEマーク」が表示されているため、同マークが付いている電気柵を選んでください。 2.漏電遮断機が設置されているか 2つ目は電気柵に漏電遮断機が設置されているか。 漏電遮断機とは、漏電を検知した際に回路を遮断し事故を防ぐための仕組みです。電気柵の設置では、公道沿いなど人が容易に立ち入る場所に設置する場合、「15ミリアンペア以上の漏電が起こった場合、0.1秒以内に電源を遮断する」装置を設置することが義務付けられています。 こちらも商品の購入時に確認しておきましょう。 3.電気柵が設置されていることをきちんと表示しているか 電気柵を設置する場合は、周囲の人が容易に視認できる位置や間隔、見やすい文字で「危険表示」を設置しましょう。危険表示の設置も法的に義務付けられており、事故を防ぐための大切な項目です。 周囲の景観に紛れてしまわないよう、視認性が高く一目で電気柵があると理解できるようにしてください。危険表示版はこちら 4.電気柵周辺の草刈りや漏電を防ぐための管理は適切か 4つ目は、電気柵を設置後の管理が適切にできているかです。 電気柵は設置して終わりではなく、日頃からのメンテナンスが大切です。ワイヤーの弛みや劣化、支柱の倒れなどがないかきちんとチェックしておきましょう。また本体の動作確認もテスター(電圧測定器)等を使って確認してください。 その他にも、電気柵の周囲の草刈りはこまめに取り組みましょう。草が生い茂ると通電が妨げられ、電気柵が正しく機能しなくなります。また、人が気付かずに柵に触れてしまえば、思わぬ事故につながりかねません。丈の高い草は野生動物の隠れ場にもなるため、しっかりと刈り取っておきましょう。草刈機の一覧はこちら 5.地域住民との連携やコミュニケーションは図れているか 最後に、地域住民との連携やコミュニケーションも電気柵での事故を予防するポイントです。 例えば電気柵を設置したら、近隣の住民にその旨を伝えておくだけでも、事故の予防につながります。とくに子どもがいる家庭では電気柵に近づかないように、日頃から伝えてもらえると安全です。また獣害対策は個人だけでなく、地域全体での取り組みが欠かせません。日頃から獣害対策への意識を共通しておけば、地域の大切な農作物を守ることができます。 まとめ 今回は電気柵の安全性や、事故を防ぐためのチェックポイントについて解説しました。 電気柵には事故を防ぐために、パルス出力形式が採用されています。約1秒間隔で瞬間的に電気を流す形式で、誤って人が触ってしまってもすぐに手を離せます。静電気のような一瞬バチっとくる刺激はありますが、筋肉が硬直し感電してしまうといった事故の心配はありません。...
イタチは日本の身近な野生動物の一種であり、胴長短足の体形やキビキビとした動きが特徴的です。山間部や市街地を問わず生息しており、物置や家の床下に住みつくケースも少なくありません。被害を最小限に抑えるために、生態を理解し予防策を講じることが大切です。 イタチは環境省が定める法律の対象でもあり、勝手な捕獲は禁じられています。そうした法的な側面にも配慮しながら、効果的な被害対策を行う必要があります。特に天井裏への侵入や農作物への被害は深刻で、早めの対策が求められます。 本記事ではイタチの分類や特徴、どのような食べ物を好むのか、実際にどんな被害をもたらすのかを詳しく解説し、そのうえで具体的な予防策・防除方法・捕獲時の法的手続きなどを包括的に紹介します。これからイタチ対策を検討する方や、イタチの生態に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。 目次 1イタチとは?基本的な生態と分類 1イタチは何類? 2ニホンイタチとチョウセンイタチの違い 3体の特徴と行動パターン 4イタチの繁殖時期、特徴など 5ほかのイタチ科動物との見分け方(テン・ハクビシン・イイズナなど) 6イタチの足跡 7世界、日本での生息分布 8日本のイタチ一覧 2イタチが好む食べ物とは? 1パン 2果物・野菜 3鳥類 3イタチが引き起こす被害の実態 1建物への侵入による被害と衛生リスク 2農作物や家畜への被害事例 3イタチは血を吸うのか? 4人間への影響と健康被害の可能性 4イタチの予防策と防除方法 1周辺環境の整備と侵入口の塞ぎ方 2ネットを活用した対策 3イタチが嫌がる光・ニオイの活用 4超音波を活用した対策 5毒餌の是非と箱わななどの捕獲方法 5イタチを捕獲する際の法的手続き 1捕獲許可証の申請方法 2違法駆除のリスクと注意点 6専門業者への依頼と自力対策のポイント 1業者選びの基準と料金相場 2自力対策との違いと依頼前に確認すべきこと 7まとめ・総括 イタチとは?基本的な生態と分類 まずはイタチの分類や主な特徴を把握し、その行動パターンを理解することから始めましょう。 イタチはイタチ科に属する小型肉食獣で、胴長短足の体形が特徴です。日本には在来種のニホンイタチと、外来種として移入されたチョウセンイタチがおり、市街地で見かける多くはチョウセンイタチといわれます。どちらも狭い隙間を通り抜けやすく、泳ぎや木登りが得意な点も共通しています。 イタチは雑食傾向が強い肉食動物で、ネズミや鳥、昆虫、農作物まで幅広く食べることが報告されています。生きた獲物を狩る俊敏さを持ちながら、果物や野菜なども口にするため、人家や農地とのトラブルが絶えません。特に繁殖期には巣作りの場所を求めて屋根裏や床下に侵入し、騒音や悪臭の原因になることがあります。 一般的にイタチは夜行性ですが、地域や餌の状況によって昼間も活動することがあります。天敵の少ない住宅街から山林部まで、さまざまな環境に適応して生息するため、人間とイタチの接点が増えています。まずはイタチの分類や特徴を正しく知り、混同しやすいイタチ科動物との違いを押さえることが重要です。...
先日、当サイト「イノホイ」を運営する弊社・株式会社refactoryの社員2名が、「鳥獣被害対策マイスター」に認定されました。 これは宮崎県の鳥獣被害対策支援センターがおこなっている「鳥獣被害対策マイスター研修」のすべてを受講し、最終試験に合格した者が認定を受けるものです。野生鳥獣の生態や被害防止対策についての正しい知識を持った技術指導者を養成し、各地域でより効果的な対策を実施することを目的としています。 今回はマイスターに認定された弊社の社員・祖父江に、研修はどのような内容だったのか、得た知識を今後どう生かしていきたいかなどについてインタビューをおこないました。また、まったく違う分野の仕事から転職し、2年間鳥獣被害対策に携わってきた現在の心境や今後の展望なども語ってもらっています。 「鳥獣被害対策マイスター」という言葉をはじめて聞いた方や、鳥獣被害対策に関心を持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
座学だけでなく、実践的にも学べるマイスター研修
——まずは「鳥獣被害対策マイスター研修」がどのような内容だったか教えてください。 祖父江:丸2日間かけて、主にサル・シカ・イノシシの生態や対処方法などを学びました。被害の多いシカやイノシシについては知っていることも多かったのですが、サルの生態や「見えなくなるまで徹底的に地域の外に追い出す」という対処方法を知れたのは新鮮でしたね。他には電気柵を設置する実習などもありました。 ——座学だけでなく、実習もあったのですね。 祖父江:そうですね。バスで場所を移動した日もあって、畑の周りを歩いて獣道を探したり、実際に設置されている電気柵の良いポイント・改善した方がいいポイントをチェックしたりもしました。柵の周辺に雑草が生えていないか、線が抜けたままになっていないかといったチェックポイントは、お客さまへのアドバイスにも生かせる内容でした。 ——祖父江さんの他にはどんな方が参加されていましたか? 祖父江:各市町村役場の農林課関係の方が多く参加されていました。参加者は40人ほどだったのですが、思っていたより若い世代の方や女性の方の割合も多かったです。 ——研修を受ける前と受けた後で、心境の変化はありましたか? 祖父江:鳥獣被害対策は一つの圃場だけでなく、地域でとりくむことが大事だと学んだので、まずは宮崎県内で協力できるところがあればいいなと感じています。 ——今回学んだことを今後どのように生かしていきたいですか? 祖父江:今後はイノホイのInstagramアカウントで鳥獣被害対策の情報を発信していきたいです。Instagramであれば若い世代の方にも情報を届けられるのではないかなと思っています。
追い払い効果の高い「電気柵」の需要が増加中
——シカやイノシシでお困りのお客さまが多いとのことでしたが、例えばどういった被害が起きていますか?やはり農作物の被害が多いのでしょうか? 祖父江:そうですね。直近では、「せっかくサツマイモを植えたのに掘り返されてしまった」というお客さまがいらっしゃいました。 ——イノホイでは最近どのような対策グッズの人気が高いですか? 祖父江:春から夏にかけて、電気柵のご注文やお問い合わせが多かったですね。 ——それはなぜだと思いますか? 祖父江:電気柵は追い払いの効果がとても高いんです。その分価格も高くはなりますが、需要が増えているので、私たちも品揃えなどに力を入れています。
罠会社も人対人の仕事。接客面で1番をとりたい
——祖父江さんは普段イノホイのどのような業務を担当していますか? 祖父江:お客さまからの電話注文やお問い合わせの対応が主な仕事です。サイト内のバナーを作成したり、イノホイのInstagramアカウントの運用をしたりすることもあります。 ——refactoryに入社する前はどのような仕事をしていたんですか? 祖父江:スノーボードの専門店で販売をしていました。 ——そうなんですね!まったく違う分野への転職だったと思うのですが、入社後どのように知識を身に付けたのですか? 祖父江:イノホイの責任者の福士さんからもいろいろなことを教わりましたし、お客さまとの会話の中で「そういう被害もあるのか」と知ることもありました。お客さまから学ばせていただいたことがとても多いですね。 ——2年間鳥獣被害に携わってきて、どのような実感がありますか? 祖父江:refactoryに入社してから農家の方と接するようになって、「本当に困っている方がたくさんいらっしゃるんだな」というのを日々肌で感じています。私は動物が好きなので、なるべく追い払う対策で、山で過ごしてもらえるような環境が作れたらいいなと思います。 ——最後に今後の展望を聞かせてください。 祖父江:「罠会社で1番をとりたい」という思いは、refactoryの社員みんなが持っていると思います。価格では勝てないところもあるかもしれませんが、アフターフォローなどの接客面では1番を目指せると思うんですよね。 人対人の仕事なので、お客さまに温かさが伝わって、それが広まっていったらいいなと思います。私が入社する前から「対応が丁寧だった」という口コミもいただいているので、それを少しでも維持・向上していきたいです。 イノホイでは箱罠やくくり罠、電気柵など、多種多様な鳥獣被害対策グッズを取り揃えています。鳥獣被害にお困りの方や対策グッズをお探しの方はこちらをご覧ください。
鳥インフルエンザや口蹄疫、豚熱(CSF)といった特定家畜伝染病は、生産者の皆様にとってはもちろん、報道等によって一般消費者にも広く認知されるようになりました。 これらの伝染病が発生すると、生産者は多大な経済的損失を受けるとともに、風評被害のリスクも生じます。特定家畜伝染病以外の病気においても、増体量や繁殖成績の低下などによる経営への影響は決して無視できるものではありません。 家畜の伝染病による被害をできる限り減らすために、私たちは何を知っておくべきなのでしょうか?家畜衛生分野の研究を行い防疫の専門家である、宮崎大学農学部獣医学科の末吉益雄教授にお話を伺いました。 末吉 益雄(すえよし ますお)教授 プロフィール 2012年4月、宮崎大学農学部獣医学科の教授に着任。家畜衛生分野の研究に長年携わり、同分野の第一人者として家畜伝染病のモニタリングや情報提供を通じて防疫の重要性を発信する。 教壇に立ち人材育成に携わるだけでなく、防疫へのリテラシー向上に取り組むべく、現場レベルでも精力的な活動を続けている。 ※宮崎大学農学部獣医学科 産業動物衛生学研究室ホームページはこちら 病気になってから治療・対処するのではなく、その前の段階で予防する 今回は、当社リファクトリーの安田が聞き手となり、国内の伝染病の現状をはじめ、防疫のポイントや今後の防疫体制への提言などを対談形式でお伺いしました。 ※本体談中は感染症対策のためマスク着用にて実施いたしました。撮影時のみマスクを外しております。 ◎末吉教授は長年防疫に関する研究に取り組まれてきたと伺いましたが、まずは現在取り組んでいる研究内容からお聞かせください。 末吉教授:私の研究は、動物を病気から衛ること、例えるならば人間の保健所の役割のように「定期健康診断」をベースに動物の健康保持に務めることです。広く認知されている高病原性鳥インフルエンザや豚熱などの家畜の悪性伝染病はまん延防止のため、そもそも治療対象となっておらず殺処分措置がとられますが、それ以外の動物の疾病についても病気になってから治療するのではなく、その前の段階で予防することで動物の健康を衛っていくことが究極の目的です。 具体的には、モニタリングを通じて、病気が起きる前の段階で「病原因子はないか」「防疫上の欠点はないか」といったことを数値化・見える化して発表・啓発していくことに取り組んでいます。悪性伝染病が発生してしまった場合は、まん延防止のために、申し訳ないけれども殺処分をしなければなりません。そうなる前の段階で、できる限り防疫をすることで、動物はもちろん生産者の方の生活を守ることに繋げていくのが、私の研究です。 ただ、防疫や予防という考え方は、治療に比べてなかなか周知していくことが難しい側面があります。例えば、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する議論は、予防という考え方を伝える難しさがよく現れた事例ではないでしょうか。 ワクチンを打つことで重症化のリスクは下げることができますが、それは感染防止ではありません。しかし、ワクチンを打てば感染しないと間違って理解している方が少なくありません。 原則として、予防はその疾病が起きる前の措置です。なので、「予防したから発生しないのか、予防しなくても発生しなかったのではないか」と、されてしまいがちです。発生後のワクチンによる予防の成果も治療と違い、すぐには見えづらいため、直接的評価は難しいです。 ◎たしかに、人間心理としてどうしても何かが起こってからでないと危機感が高まらない側面はありますね。 末吉教授:そうした意識をどう変えていくのかは、大切な部分だと考えています。 私は、生産者の方や防疫に携わる方にお話をさせていただく際に、そもそも、消毒と滅菌の違いをご存知ですか?という質問をさせていただきます。 滅菌とは、存在する微生物をすべて除去してしまうことを言います。一方の消毒は、微生物の数を減らし、感染症を引き起こさない水準にまで病原微生物を殺菌や減少させることを言います。 つまり消毒をしたからといって、すべての微生物が除去される訳ではないということです。このことが分かっていると「消毒マットを踏んだらもう大丈夫」という考え方ではなく、より本質的な防疫に取り組む気付きを与えることができます。 こういった部分を、データやエビデンスを使って丁寧に説明していくことも私の役目だと考えいます。積極的に情報を公開して、信頼関係を築くことで、防疫への意識を高めるきっかけにしてもらえればと思っています。 これからの時代は自分たちから積極的に防疫に取り組んでいく姿勢が大切 ◎ここから、国内の家畜伝染病の動向についてお聞きしたいと思います。先日(2021年11月12日に対談)、秋田県で鳥インフルエンザが発生しましたが、日本国内での鳥インフルエンザの傾向について伺えますか。 末吉教授:日本の高病原性鳥インフルエンザのまん延は、人やトラックを介してのものはほとんど発生していません。この防疫力は世界でも抜きん出ています。 例えば、過去にオランダでは3,000万羽の鶏が処分されたことがありましたが、これはトラックなどを介してウイルスがまん延・拡散したことが大きな一つの要因です。 日本では高病原性鳥インフルエンザが発生した場合でも、各個撃破ができており「人」や「車」を介しての伝播防止の部分はしっかり対応が行き届いています。ただ、油断禁物です。これはしっかりしているからできているわけで、しなくても出ないのではないかと止めてしまうと、とんでもない事態となるリスクがあります。 さらに注意しておきたいのが、カモや野生動物からのウイルスの農場内/鶏舎内への持ち込みです。人や車を介してのまん延だけではく、侵入防護柵の設置やメンテナンス、環境整備に力を入れることで、ウイルスの持ち込みを防止していくことが大切となります。 例えば、カモが飛来する沼や池等の水辺が近い場合、そこを訪れるイタチやテン、タヌキやイノシシなどの野生動物がウイルスを養鶏場に持ち込む恐れがあります。こうした野生動物の侵入を防ぐことが、国内での鳥インフルエンザ対策では重要なポイントでしょう。 ◎末吉教授がその他に懸念している伝染病はありますか? 末吉教授:国内では豚熱が依然として拡大しており、油断できない状況にあり、まだまだ対策やデータの分析を進めていく必要があります。 それから、アフリカ豚熱の状況は特に注視しています。ヨーロッパでは10年かけてまん延しましたが、アジアではわずか2年でほとんどの国に感染が拡大しました。 まだ国内での感染は確認されていませんが、動物検疫所ではウイルスの遺伝子や生きたウイルスが海外旅行客の手荷物から確認されています。いつ国内で感染が発生してもおかしくない状況です。 現在は新型コロナウイルスの影響でインバウンドが止まっていますが、今後海外渡航や入国規制が解除されればリスクが一気に高まるのではないかと懸念しています。もし感染が確認された場合、それが養豚場で早期発見できれば、封じ込めができますが、野生のイノシシで発生した場合は豚熱のように感染が広がる恐れがあります。アフリカ豚熱は豚熱と比べて、致死率が非常に高いのが特徴です。確実に感染拡大しますが、厄介なのが、感染速度が遅いということ。一気に感染が拡大しない分、発見が遅れてしまう恐れがあります。その場合、気付かないうちに静かに感染が広がり、国内に定着してしまう可能性も考えられます。 それから、アフリカではダニがアフリカ豚熱を媒介している事例が報告されています。もし、感染ダニが定着すれば、風土病になる恐れも否定できません。そうなると、野生動物対策以上にコントロールが難しくなってしまうでしょう。 ◎そうした海外からのリスクをしっかり認識して、対策や予防を講じておくことが重要となる訳ですね。...
近年、森林伐採や山の開拓などによって、イノシシは従来の場所でエサが取れなくなり、民家の付近に出没して畑の農作物や生ゴミなどを荒らしてしまうという被害が深刻になっています。 イノシシ対策にはさまざまな方法がありますが、手軽にできる方法として唐辛子や音による対策が注目されています。本記事では、イノシシに有効とされる唐辛子や音の対策方法について詳しく紹介します。 目次 1イノシシによる深刻な被害 1農作物への被害 2環境被害 3人的被害 2イノシシによる被害かどうかを見極める方法 1イノシシの足跡かどうか 2掘り起こした跡があるか 3イノシシの生態系 1イノシシの特徴 4おすすめのイノシシ対策:唐辛子 1唐辛子を地面に蒔く 2唐辛子以外にイノシシ対策に使える植物 5おすすめのイノシシ対策:音 6音のイノシシ対策を取る場合の注意点 7唐辛子や音以外のイノシシに有効な対策 1ライト 2防護柵 3トタン板 4防獣ネット 5金網やフェンス 6電気柵 8柵を設置する際のポイント 9イノシシによる被害を減らすために 1周辺の環境を整える 2エサとなるものを放置しない 3雑草は刈り取る 4定期的に見回りをする 5忌避剤を使う 6警戒音装置を付ける 7犬を飼う 8罠を仕掛ける 9捕獲・駆除の依頼をする 10イノシシによる被害対策は唐辛子や音が有効|ほかの手段も組み合わせるのがおすすめ イノシシによる深刻な被害 イノシシの被害は、農作物やゴミを荒らすだけではなく、人間に対して被害をもたらすこともあるため、十分な注意が必要です。 農作物への被害 イノシシによる農作物被害によって、地方の農業では深刻な影響が出ています。イノシシはサツマイモやカボチャなどを好み、これらは実になる以前のツルの状態のうちに食べられてしまうこともあります。...
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