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クマの生態と被害防止対策

クマの生態と被害防止対策

山に入る場合、危険な野生動物にはできる限り遭遇したくないもの。

中でも熊は襲われた場合に命にも関わります。毎日のように熊による被害が発生している中で、人身被害を未然に防止するためにも、できるかぎり対策しておくのが望ましいでしょう。

特に今秋は、ツキノワグマのエサになるブナなどの木の実の不作が予測される地域もあり、クマが人里に出没する可能性が例年よりも高くなるため、十分な注意が必要です。

日本にいる熊の種類

日本には2種類のクマがすんでいます。ひとつめは、「ヒグマ」、ふたつめは「ツキノワグマ」です。

どちらも鋭利なツメと大きな歯を持っていて、非常に力が強く、時速40~50キロメートルで走ることもできます。 日本の国土のおよそ4割にクマが生息しており、生息地のほとんどは森林です。

しかしながら、森林の木の実が不作の年は食物を求めて人里近くに近づくことがあります。テレビのキャラクターでは愛くるしく描かれていたりしますが、実際は人身被害の報告も多く、危険な動物であると認識しておくべきでしょう。

直近のニュースでも、数件の人身被害が発生しています。

男性2人がクマ2頭に襲われけが/岩手・釜石市

男性がクマにかまれる/栃木県・鹿沼市

クマに襲われた男性「死ぬかと」/青森県・弘前市

クマに襲われ福井県内で人身被害2件目/福井県小浜市

ヒグマ

日本国内では北海道の約半分の地域のみに生息しています。国内の生息数は、2,000~3,000頭といわれていて、とくに観光地として有名な北海道の知床半島は生息密度が高いことで知られています。

体長:220cm~230cm、体重:150kg~250kgの大型哺乳類です。 植物を主食とした雑食性で、季節の変化によっても食べるものを変えています。春から初夏にかけてはフキ(アキタブキ/オオブキ)を一番多く食べ、その他にもウドやイラクサ、ミズバショウなどの植物の若葉を食べます。

柔らかく消化しやすい植物が減る夏になると、植物性の食物不足を補うために、アリやハチなどの昆虫を食べます。また夏から秋にかけては、サルナシ、ヤマブドウ、マタタビなどのツル性の植物の果実、そしてミズナラのドングリ(渡島半島ではブナの実)を食べます。

ツキノワグマ

本州と四国(33都道府県)の山地を生息地としています。推定個体数は8,400~1万2,600頭。昔は九州にもツキノワグマが生息していましたが、50年ほど前から生息は確認されていません。

体長:110cm~150cm、体重:80~120kgの大型哺乳類です。 落葉広葉樹林のあるところを主な生息地としており、食物の9割以上は植物です。春には、芽吹いたブナの葉やさまざまな植物を食べます。

また夏はアリやハチなどの昆虫を多く食べます。秋になると、ブナ・コナラ・ミズナラなどの実をたくさん食べるようになります。

予期せぬ熊との遭遇を避けるには?

ポイント①:熊を人里に近づかせないこと

人里に熊が気軽に近づかないよう、地域で協力して熊が利用しにくい環境を作ること、熊の好物を取り除くこと、餌付けをしない・ゴミを放置しないことを徹底しましょう。

特に餌付けやゴミについては、人間のことをエサの供給源であると熊が考えてしまいます。熊の生息地の近くでエサとなる家庭ゴミを捨てるなど、人のちょっとした不注意、不適切な行動が熊をおびきよせ、人身被害の発生など思わぬ結果をもたらすことになります。

ポイント②:熊に自分の存在を知らせる

個体によって差はあるものの、基本的に熊のほうが人間を避けます。そのため、鈴を着用することで人間がそこに居るという合図を熊に送る事が重要になります。着用した鈴本体が大きく振れるように取り付けると、効果が高まります(例えば、長めのキーホルダーに鈴を着用するなど)。

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ポイント③:熊が攻撃的になる時期は要注意

以下の状況で熊と遭遇すると、思わぬ攻撃を受ける場合があることも予め認識しておきましょう。

・子連れで子熊に近づいたとき

・繁殖期

・怪我や空腹時

・縄張り内のものに他の者が触れたとき(例えば、縄張り内に農作物があった場合、収穫している人間に対して攻撃的になることがあります)

・刺激を受けて興奮したとき

・揮発性物質(ガソリンやクレオソート等)の匂いを嗅いだとき

熊と遭遇したら、どうする?

実際に人を襲う熊は稀であり、必要以上に怖がる必要はありませんが、万一遭遇した場合の対策は予め知っておきましょう。

第一段階:熊がこちらに気づいていない

熊の動きをしっかり確認しながら、音を立てずに静かにゆっくりとその場から離れましょう

第二段階:熊がこちらに気づいているとき

背を向けず、目を離さず、熊を正面に見据えたまま、ゆっくり後ずさりして距離を広げましょう。背を向けたり、走って逃げたりしないように。熊より早く走ることは不可能なだけでなく、走るものを追いかける強い習性を持っているので、危険です。

また、物を投げたり攻撃を加えたりするのは、熊に刺激を与えて興奮させるだけなので、絶対に避けましょう。

第三段階:熊がこちらに接近してきたとき

この場合も、絶対に背を向けたり、走って逃げたりしないようにします。熊避けスプレーを携帯している場合、静かに準備しておき、クマが5メートル位の距離まで近づいたら顔に向かって吹きかけます。

この状況下で冷静に対処するのは難しいと思いますが、あわててスプレーを暴発させてしまったり、自爆(風下から噴射して自分に降りかかるなど)してしまったりしないよう、十分注意しましょう。

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第四段階:攻撃されたとき

急に近くから現れて襲われてしまった場合など、冷静にスプレーを準備することもできない状況ではどうすることもできません。地面に伏せ(腹を下にすることで内臓を守る)、両手で首をガードし、熊が立ち去るのを待ちましょう。

第五段階:執拗に攻撃されて戦う以外の手段が無いとき

中途半端に反撃するとかえって逆上させてしまう恐れがあるため、できる限り攻撃は避けたほうが良いですが、無抵抗で殺されるだけという状況となってしまうと、こちらから攻撃するしか手段がありません。厚い毛や皮膚がある体を攻撃しても撃退効果は低いため、長い刃物をつかって鼻先あたりを叩きつけるようにすると良いでしょう。

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