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電気柵に必要な部品って?

電気柵に必要な部品って?

田畑に害獣を侵入させないために使われる電気柵ですが、今まで取り扱ったことがない人にとっては、どんな部品が必要なのか分かりにくいかと思います。今回は、電気柵を導入するにあたって必要な部品について説明します。

電気柵の設置に必要な部品

電気柵の一般的な構造や仕組みは、以下の図の通りとなります。田畑の周りに支柱を立てて、柵線(電線)を張っておき、本体(図中赤色の器具。本機とも呼びます)に柵線が接続された状態になっています。

本体(本機)

電気柵に流れる電気ショックの電源となる装置です。各社から様々な商品が販売されています。選ぶポイントとなるのは、「有効距離」です。これは、どの程度の柵線の長さまで対応できるかという本体能力の目安となります。

実際に張る柵線の距離が、有効距離の範囲ギリギリだと、十分な電気ショックを与えられない可能性が出てきます。理由は、わずかな漏電でも電気柵全体に影響を与えやすくなってしまうからです。※電気柵において漏電はしょっちゅう起こる現象です。例えば、草木が柵線に触れている場合は、漏電が生じてしまって電圧は大きく低下します。

柵線の距離は、電気柵を設置する敷地の広さに応じて変わってきます。式であらわすと、周囲長さ×段数が柵線の距離という計算になります。

例として、周囲1000mの畑で電気柵を設置する例で考えてみましょう。

まず、イノシシ対策を例に考えます。イノシシ対策における柵線張り方として一般的なのは、2段張りです。そのため柵線の総距離は1000m×2段=2000mということになります。

次に、シカ対策を例として考えてみます。シカ対策の場合、下段はシカがくぐり抜けないように、また上段はシカが飛び越えられないような高さに設置する必要があります。そのため、30cm程度の間隔で4段張りにしたりします。この場合の柵線の総距離は1000m×4段=4000mということになります。

仮に本体の規格として有効距離が3000mとされている場合は、上記イノシシ対策の張り方であれば対応できますが、上記シカ対策だと 有効距離が実際の柵線の距離よりも短くなってしまいます。

こういった場合は、よりハイパワーな本体を選ぶか、囲うエリアを複数に分けて、本体をそれぞれ設置すると良いでしょう。

本体への電源供給について

電気柵の本体を稼働させるには、電源が必要になります。乾電池やバッテリーで稼働するタイプ、家庭用電源とACアダプタで接続するタイプ、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに蓄えて稼働するタイプなど、様々なものがあります。

ほとんどの場合、本体の仕様としてどれだけの時間稼働させられるか、目安が記載されています。例えば、こちらの機種の場合、乾電池駆動にて約30日(1日12時間稼働設定)となります。※使用状況により変動します。

一般的に、有効距離が長いほど出力が高く電力消費が大きくなりますので、稼働時間は短くなります。もちろん、一日何時間稼働させるかによっても、稼働時間は変わってきます。

電池消耗が高ければ、その分電池交換の回数が増えたり、電池消耗によって電圧がかからない時間が生じるリスクがでてきますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

本体を固定するための杭

ほとんどの機種の場合、漏電や転倒・水没などを避けるために、本体を地面から浮かせた状態で本体を設置することが推奨させれています。 そのためには、ホームセンター等で販売されている木杭等を別途で用意する必要があります。

※支柱としても機能するアース棒が付属しているタイプもあります。

出力高圧線

本体と柵線は直接つなげるのではなく、あいだに出力高圧線を接続します。

アース

本体と地面でアースを取るためのアース線です。アース棒は製品によって形状が異なります。 1本の長い金属のアース棒を地面に打ち込むタイプと、比較的短いアース棒が複数本連結されているタイプがあります。

前者は地表が乾燥しやすい場合等に向いており、後者は地表が乾燥しておらず、差し込みやすい地質の場合に向きます。

柵線(電線)

ナイロンコードにステンレス線を編み込んだタイプがほとんどです。編み込まれているステンレス線が3本のタイプや6本のタイプ等があります。

3本タイプはコストパフォーマンスに優れており、6本タイプは断線のリスクが減って導電性が高いという特徴があります。

ゲートクリップ

電気柵を張ったエリアには、人間が出入りする部分が必要になります。ここで必要になるのがゲートクリップです。柵線をゲートグリップにつなぎ、グリップについているフックをガイシに引っ掛ければ完成です。

段数×設置出入口箇所の数だけ必要になります。

支柱&ガイシ(碍子)

柵線を張るための支柱は、各メーカーから様々なタイプが販売されています。また、各メーカー毎に支柱に適応する形のガイシが販売されています。

支柱やガイシについては、他メーカー間の互換性はありません。同じメーカーのものをセットで購入すると良いでしょう。

危険表示版

電気柵を設置する場合、見やすい場所に適当な間隔で危険表示板を設置する必要があります。目安として、50~100mごとに1枚設置します。

テスター(検電器)

1通りの設営が完了した後は、最後に柵線の検電を行います。前述のとおり、柵線に草などが触れて漏電していると、電気ショックの力が半減したり、電池寿命が短くなってしまいます。

意外なところで漏電によって電圧が下がっていることもありますので、張った柵線をまんべんなくチェックしておきましょう。

まとめ

上記が一般的に必要となる電気柵の部品になります。他にも、電気柵用の防草シート(アース機能付き)など、状況に応じて便利に使える商品がありますので、設置する場所の環境に応じて検討すると良いでしょう。

また、設置後も、定期的に電気柵の設置状態を確認し、テスターで通電状況を確認するようにしましょう。