箱罠とは、野生動物を捕獲する場合に用いられる箱状の罠のことです。餌を使って箱の中に獲物を引き寄せて、獲物が中に入ると扉が落ちて捕獲完了!という仕組みです。 商品も色々なものがありますが、いくつかの猟友会や自治体から「安くて良く獲れる箱罠がある」と評判の箱罠があります。
その名は「ファーレ旭式 箱罠」。これまで多くの金属加工を手掛けてきており、幼い頃から狩猟に慣れ親しんできたベテランのハンター兼エンジニアが設計した箱罠です。
まずは、ファーレ旭式箱罠のトリガーの発動シーンをご覧ください。※YOUTUBEの字幕設定を日本語にすれば、脚注がご覧いただけます。
仕様・値段
ウリボウから大型のイノシシ、シカにも対応します。150キロのイノシシを捕獲した実績もあります。分解式で、各パネルをワイヤークリップで固定します。
寸法:幅1.0m×奥行2.0m×高さ1.0m
重量:扉15~35kg前後、総重量約120kg
塗装:錆止め塗装一回塗り(グレー)
※ワイヤークリップの六角ナットを締めるための工具と、蹴り糸のみお客様にてご準備いただければ、すぐに仕掛けることができます。
※購入はオンラインショップからでも承っております。サル、キョン、アライグマ、アナグマ等、体の小さい獣に対応した箱罠も取り揃えています。ファーレ旭式箱罠の特徴
まず、ファーレ旭式と他の箱罠との違いを説明します。安全性・耐久性
最も特徴的なのは、異形鉄筋全溶接で強度が抜群という点です。この価格帯の箱罠は、強度の劣るワイヤーメッシュを使っていたり、金属の溶接が甘かったりするので、耐久性を考えるとあまりお勧めしないのですが、ファーレ旭式は違う。力の強い獲物が暴れても耐えられる異形鉄筋に、しっかりとした全溶接が施されています。 側壁の鉄筋が細いものや、溶接がしっかりしていない場合、耐用期間が短くなります。野生の獣の力は想像以上に強いです。
安全性の観点からも、罠の耐久性は是非比較・チェックしていただきたいポイントです。非常に力の強いイノシシが何百回もぶつかることを想像してみてください。壊れかけのわなでの捕獲は、深刻な事故を引き起こす恐れがあり、非常に危険です。
※以下は参考動画。なおファーレ旭式ではありません▼
計算され尽くした構造
販売開始は約10年前、これまでのシリーズ累計販売台数10,000台以上です。デビュー以降、日々改良・改善を加えていき、この構造に到達しました。
経験に裏打ちされた絶妙な網目の設計や、害獣の特性を考慮した補強も加えられており、過酷な猟の環境に十分耐えうる仕様になっています。
そして、10年たった今でも、日々研究やユーザーからのフィードバックを得て改善を続けています。※そのため、予告なく細かい仕様が変わることがあります。
上の写真は、落とし扉ストッパー(誤落下防止の安全装置)、下の写真は工場にある製造装置の一部。
市町村や猟友会への納入も九州から北海道まで、数多くあります。知り合いの方が購入したファーレ旭式箱罠を見て、「これは、良くできた箱罠だ。」ということでご自身も購入されたという声を多くいただきます。
驚きのコストパフォーマンス
箱罠を選ぶとき、コスト面でどうしてもジレンマが出てしまいます。既製品は製造元のノウハウがしっかり詰まっているので、捕獲効率も高いのですが、結構お値段がします。
特に、鹿・イノシシ対策にも安心して使えるスペックとなると、既製品は10万円を超えてきます。 じゃあ、既製品は高いから自作で、という手もあるのですが、罠製作のノウハウや溶接技術がないと、結構ハードルは高い。材料費や消耗品、溶接機レンタルなどの費用もかかりますから。
自作で獲れず、試行錯誤してたら、結局既製品買ったほうが早かった、なんて事も。
コストとスペックのバランスが取れた既製品があると良いのですが、お値段の割に「この素材・溶接で大丈夫?すぐ壊れちゃいそう。。。」という商品も多く、コスパの良い既製品はなかなか見つかりません。
一方、ファーレ旭式は製造工程の工夫により、驚きのコストパフォーマンスを実現しています。大きめの獣にも対応するビッグサイズで両扉¥65,790、片扉¥56,520(いずれも税込・送料込)です。
しかも、トリガーの構造はシンプルな蹴り糸タイプで、初心者にも扱いやすく故障がほとんどありません。トリガー構造は、箱罠を選ぶときの要チェックポイントで、トリガー構造が壊れやすい製品は絶対に避けたほうが良いです。
蹴り糸タイプの利点として、単に蹴り糸を張るだけではなく、枯れ木などとと組み合わせて仕掛けを工夫することも可能です。蹴り糸の張り方は、こちらを参照ください。
簡単組み立て
工具としては充電式トルクレンチがあると楽に組めます。お一人でも組み立てられますが、複数人で組めば、より楽に早く組み立てられます。 充電式トルクレンチがなくても、メガネスパナまたはラチェットスパナ1丁で組立完了します。仕掛け・ストッパーも付いており、組み立ててすぐにご使用になれます(蹴り糸のみお客様にて準備が必要です)。合計6枚のパネルをメッキのワイヤークリップで止めて組み立てます。両扉と片扉の違い
両扉タイプは、エサを真ん中に置いて誘因し、どちら側から入っても両扉が閉まる仕組みです。ご覧のように、両扉タイプの場合、奥が網で塞がれないため、獲物を誘因しやすい特徴があります。
一方、片扉タイプは、入口は片方のみのため、警戒心の強い個体は誘因されにくい場合があります。しかし、逃げ道が一つなので取り逃がしの確率は減ります。ターゲットがなかなか箱内に入らない場合は両扉、取り逃がしを極力防ぐなら片扉と使い分けると良いでしょう。
また、ファーレ旭式箱罠は、かかった獣が扉を持ち上げられないようにする仕掛けがありますので、捕獲率も抜群です(冒頭動画の開始40秒あたりをご覧ください)。
お客様の声
ファーレ旭式をお使いのお客様から得られた感想を一部紹介します。
" 無事到着しました。こちらミカン栽培をしておりますが近年の猪の激増に悩まされております。今回頂いた罠が反撃の助けになることを願っております。 "
" ありがとうございました。とても良い取引ができました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。商品を早速組み立てましたが、とても頑丈なもので、熊でも大丈夫だと思います。 "
" 分かりやすい説明書、大変有難うございました。使ってみたところ良い感触ですので、また注文するかもしれません。 "
" 安くてよく獲れるので愛用しています。 "
" 大変優れた品だと思いましたので、また買わせていただきました。取引も素早く、今週末に仕掛けることができます。これからもよろしくお願いします。 "
" 罠の自作をしていますが届いた商品を見たところ、流石にプロ。素晴らしい出来栄えです。お安く有難うございました。"
" 大型の荷物でしたけど梱包も素晴らしくスムーズに引き取りできました。感謝致します。又の機会も宜しくお願い致します。 "
" 購入した罠にイノシシが掛っていると連絡が入りました。しま模様も消えて、成獣扱いです。数頭獲れば元が取れます。 "
" この商品がこの値段ならかなり良心的な商いをされてると思います。また機会があればお願いします。"
スペックまとめ
以下はビッグサイズのスペックになります。ビックサイズ以外もバリエーションがありますので、こちらをご参照ください。 ・分解組み立て式:各扉など個別に運んでしまえば、車の入りにくい場所などにも持ち込んで設置が可能です。
・格子網:3分筋(約9mm)を使用して格子網を全箇所溶接。
・扉(枠・レール部):鉄製アングル 40×40×t3
・扉(格子網):3分筋(約9mm)を使用して格子網を全箇所溶接。要所を4分(約12mm)鉄筋、5分(約15mm)鉄筋で補強。
・付属品:落とし扉ストッパー、仕掛け、扉つり上げ用ワイヤロープ、組み立て用ワイヤクリップ、組み立て要領・設置要領
※蹴り糸と工具のみお客様にて準備いただきます。あとは届いた商品ですぐに仕掛けられます。
商品の購入について
購入はオンラインショップもしくは、以下の購入ボタンを押すとお申込みいただけます。オンラインショップには他のサイズの箱罠もあります。
箱罠購入にあたって
箱罠の設置には狩猟免許や許可申請が必要です
箱罠の設置には、基本的に狩猟免許が必要です。また、野生動物を捕獲するためには、都道府県や市町村長の許可を得る必要があります(ただし、例外もあります)。 法律と地域のルールに従って、安全かつ適切な捕獲を心がけましょう。離島は別途送料がかかります
該当するお客様は、オンラインショップでの注文の際、離島配送オプションを選択してください。個人宅への送付はできません
重量物混載便でのお届けとなり、基本的には福山通運の営業所止めによる配送になります。数量や受け取り条件に応じて調整できる場合もございますので、ご不明な点はお問合せくださいませ。
なお、営業所止めの場合、機材や人員が多く配備されており、荷台のある車両で取りに行っていただければ、荷積みしてもらえることが多いので、多くのお客様がご利用になっています。また、個人宅への配送は不可となります。
ご不明な点は、電話やメール、お問合せフォームからどうぞ:お問合せはこちらから>>。
イノホイのご紹介
イノホイについての紹介動画を作成いたしました。よろしければ以下ご覧ください(音声あり)。