サルの特徴
雑食で、葉っぱ・種子・根菜類・新芽・果物・果汁・昆虫など様々なものを食べます。学習能力が高いため、一度餌場と認識した場所は頻繁に訪れるようになります。
おいしいエサにありつけた場所や、危険であると学習した場所、人間の顔もすぐに覚えます。「登る」ことが得意なため、設置している柵があっても、登ったりして簡単に突破してしまいます。
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サル被害は年中発生しますが、特に春と秋に多くなります。作物の味を覚えると、人慣れしていない最初のうちは、少量の作物をこっそり取っていく程度ですが、人慣れが進むと、人間が近くにいても食物を奪いだします。
家屋内に侵入したり、人間が持っている食物を奪い取ったりもします。 基本的には群れで行動するため、単体が畑から食物を取っていくのを見た別の個体がそれを学習し、そのうち群れでやってくるようになります。
サル対策について
上記のような特徴があるため、個人で対策するのは限界があります。地域のメンバーで協力し、地域ぐるみで対策していくことが重要です。餌場と認識させない
放棄作物など、サルの食べ物になるようなものは放置しないようにしましょう。取り残した野菜、柿など放置果樹、稲のヒコバエや落穂、捨てられたホダ木から出たシイタケなど、人間が普段食べ物と認識していないものでも、サルにとっては餌になります。人慣れをさせない
上記のとおりサルが人慣れすると、被害はエスカレートしていきます。人間は怖い・危険な存在と認識させるよう、サルを見かけたら追い払いを必ず実施しましょう。
ロケット花火や爆竹、パチンコ(スリングショット)等を使用して追い払いを実施している地域もあります。「人間のエリアに近づくな」という姿勢をサルに理解させることが重要です。
防護柵を設置する
田畑を防護柵で囲んでサルの侵入を防ぐことも有効です。
電気柵の間隔が広いと、サルが電気の刺激を感じる前に潜り抜けたりします。また、柱を伝って登れるようになっている場合は簡単に侵入されてしまいます。
また、柵の外側において、樹木が近くにあると、飛び移って侵入してくる場合もあります。柵の高さが低い場合も簡単に突破されますので、高さは2メートル以上あるのが望ましいです。
イノシシ等の対策として既に電気柵を設置されている場合もあるかと思いますが、可能であればサルの特性も考慮すると良いでしょう。十分でなくても、柵があるのとないのでは対策効果が全く変わります。
最終手段としての有害駆除
被害を中心になって引き起こしている個体が特定できる場合は、捕獲することも有効です。しかしながら、群れの中心となっているメスを捕獲した場合など、捕獲によって群れが分断され、反って被害が広がる可能性もあります。むやみな駆除は逆効果となる場合もあるので、専門家に相談してみるのも良いでしょう。こちらの記事もどうぞ
野生動物との共存を目指す鳥獣害対策のプロ集団>>サル対策お役立ち品
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果樹に登られて被害を受けていたり、設置した柵に登られている場合は、是非お試しください。
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