獲物が足で踏み込んだ際にワイヤーが締まって、足をくくることで捕獲するくくり罠。色々なタイプがありますが、狩猟や駆除の現場で近年多く使われるのは跳ね上げ式タイプです。イノホイでも複数タイプの跳ね上げ式くくり罠を販売しており、中でも当店人気の跳ね上げ式くくり罠「くくり罠ストロング」の特徴や商品情報についてご紹介します。
イノホイのイノシシ・シカ用くくり罠ストロングの3つの特徴
イノホイオリジナル商品「くくり罠ストロング」は、とても頑丈な作りが特徴で、長期間使用することができるのでコストパフォーマンスにも優れています。
特徴1.樹脂製の踏み板を使用した高い耐久力
くくり罠ストロングの踏板部分は、昔ながらの木製踏み板ではなく、より丈夫な樹脂素材を採用しています。
木製の踏み板は安価で加工しやすい特徴がありますが、水を吸うことによる膨張や剥離、湿気の多い環境で踏み板が反ってしまうなど、動作不良の心配がありました。
そこで、イノホイの「くくり罠ストロング」ではより耐久性に優れた樹脂製の踏み板を採用。動作不良の心配を大幅に軽減するだけでなく、丈夫で長く繰り返し使用することができるためコストパフォーマンスにも優れています。雨や雪といった環境下でも、安心してご使用いただます。
また、アーム部分はできるだけ丈夫な作りとなるようスチールを使用。アルミ素材に比べ製造の手間はかかりますが、より丈夫で長くお使いいただけます。※できるだけサビが発生しないよう、表面塗装を施しています。
特徴2.アームが動かないようにする安全装置(押さえ金具)
くくり罠の動力部には強力な押しバネが使用されます。設置の際にはバネを圧縮する作業が必要になりますが、しっかりと力をかけて圧縮しないと、十分な性能を発揮できません。いろいろな制限がある設置現場で都度バネを圧縮するのも大変ですし、手間取っていると人間の痕跡が残りやすくなってしまいます。
イノホイのくくり罠ストロングには、アームが動かないようにする安全装置(押さえ金具)が備え付けられています。山に入る前に軽トラのフックなどに根づけしてバネを圧縮し、押さえ金具をセットしておけば、持ち運びが可能です。そうしておけば、いざ現場でくくり罠を設置する時間を短縮することができます。また、設置の際の暴発も防ぐことができるので、安心です。
特徴3.罠が作動する荷重を調整可能
くくり罠ストロングは、罠が作動する荷重を調節することができます。台座となる塩ビ管には爪楊枝を挿す穴が6個用意されており、爪楊枝の本数を増減することで罠が作動する荷重を調整することが可能です。
狙いとしている獲物の重量に応じて踏み板が落ちるタイミングを調整することが可能です。錯誤捕獲の防止や捕獲率アップの工夫を凝らすことができます。
くくり罠ストロングの商品ラインナップ
くくり罠は輪の直径が12センチを超える罠は使用が禁止されていますが、地域によって規制が緩和もしくは解除されています。具体的には、15cm以下であれば使用が可能な地域や、規制が解除されている地域が多くあります。そのため、くくり罠ストロングの踏み板は以下の3サイズを用意しています。
- Sサイズ:アーム短径12cm×長径18cm
- Mサイズ:アーム短径15cm×長径20cm
- Lサイズ:アーム短径18cm×長径22cm
跳ね上げ式のくくり罠の場合、使用可否はアームの短径で判断します。12cm規制がある地域はSサイズ、15cmに緩和されている地域はMサイズまで、規制が解除されている地域はLサイズまで使うことができます。
1.くくり罠 ストロング 完成品
一式が揃った商品をお探しの方は、「くくり罠ストロング完成品」をお買い求めください。組立済みのスプリング部分と踏み板部分がセットになっており、届いてすぐに仕掛けることができますので、特に人気が高いタイプです。
2.くくり罠 ストロング 踏み板+台座セット
「くくり罠ストロング 踏み板+台座セット」は、踏み板と台座のみがセットになった商品です。くくり罠のスプリング部分を自作される方や、踏み板が壊れて交換したい方からご好評をいただいています。
4.各種交換パーツ・自作キット
イノホイでは、くくり罠の各種交換パーツをご用意しています。踏み板部分は壊れない限り何度も使えますが、スプリング部分に使われるパーツは消耗品となるため、破損時や定期的なメンテナンスでの交換をおすすめしています。
また、費用をおさえて簡単に自作組立するための自作キットもご用意しています。用途にあわせてお選びください。
お客様の声
最後に、くくり罠ストロングを実際にご利用いただいたお客様からの感想の声について、一部ご紹介させていただきます。