高松市のショッピングモールにイノシシが侵入 5人けが
10月23日午後6時50分ごろ、香川県高松市香西本町の「イオンモール高松」に体長1.1mのメスのイノシシが出没。出入口から一階のアウトドア用品店に入っていき、その後来店していた客や従業員の足に噛みつくなどしたという。
「イノシシ1頭が店内1階を徘徊している」と客から110番通報を受け、駆け付けた警察も手を噛まれたが、その後10名程の警察官が網を使って捕獲した。 香川県警高松北署によると、買い物に来ていた14歳男子中学生が、イノシシとぶつかって倒れた商品棚に足をぶつけたほか、店員と警備員の計3人(20代~30代)が足を噛まれ、警察官1人も手を噛まれたが、いずれも軽症。
イオンモール高松は海と川に面した市街地の大型店舗だが、南西に1.5kmほど離れた位置にイノシシが生息する勝賀山があり、南東には高松市峰山公園がある。 峰山公園付近では今年8月下旬、イノシシが計10頭捕獲されており、高松市内全域においても最近イノシシの出没情報が数多く寄せられている。またイノシシが市街地に出没し車と接触したり、噛みつかれたりする事故が多数発生している状況である。
>>こちらの記事もどうぞ。イノシシ対策~何をすればよいのか?【市街地編】
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